ラーメンツーリング

神奈川のラーメン屋をバイクで走りまわり、色々なお店のラーメンを紹介します。
時には温泉やバイクや旅のグルメ話なども。

愛人満の個室 「夏の終わりに」

2007-09-30 | 要介護兵の 備忘録
9月30日は愛人満の子供の命日、毎年夏の終わりと共に悲しみがやって来る日。
今年は9月23日が彼岸の入りで30日は走り口、仏教ではアチラの世界の入口を彼岸という。
アチラとは・・上空にあるのはキリスト教徒、仏教徒のアチラの世界は西の彼方にあるらしい。

その世界は浄土と呼ばれる世界だが、何と浄土は一つではなく沢山あるそうだ。
有名な極楽浄土はその一つで阿弥陀仏が治めている世界、他の浄土は別の仏が治めているらしいから
死んだ子供が迷わずに極楽浄土の彼岸に行けたのかが心配。

秋分とは太陽が真西に沈む日。
其の日に太陽を拝礼して遙か彼方の西の世界の極楽浄土にいる筈の故人に思いをはせるのが
法要の慣わしだけど今年は雨。
夕方には上がったものの太陽の行方は見えず、思いが西の世界に届いたかどうか不安。
しかも今年は墓にお萩を持って行くの忘れたから慌てて茶屋で汁こを献上したけど食べてくれたかな。

□08-288 秦野のつけ麺 「なんつッ亭」

2007-09-28 | 246を横断するラーメン
熊本 つけ麺
本当に美味しいラーメン30(日テレ)2007 では全国11位にランクする店。訪問歴:7)

非常に暑い日なので迷ったが結果、つけ麺にした。
店内のポップ(食べ方マニアル)に「麺を半分つけるのがコツ」とあるので、試しに全部ディっプしてみたら、
ナルホドまるでコールタール漬けで喰えたものじゃない。
かといって半分つけるには麺の味がイマイチで食いにくい。
神奈川で一番人気というのと一番美味いというのは違うと実感。

とは言っても上級レベルでの話し、人気店だけあってヤッパリ美味い。

〇01-466 保土ヶ谷のラーメン「いわみや」

2007-09-27 | 東海道を上るラーメン
オリジナル 醤油:★★★★★ (訪問歴:5)

醤油も塩も同じ具を使う店は少なくない。
美味ければそれはそれで構わないのだが、リピーターの立場からすると同じ具だとマンネリ感がある事は否めない。
煮干出汁のスープに合う具材はある程度限定されているから、変えるなら塩の方を変えた方が無難だが、
ここの具材は塩の方が合っている。
そうなると醤油を変えることになるがそれは結構大変なので結局同じ具材で収めている感じ。


場所:1号沿い 保土ヶ谷橋交差点。

〇09-526 新橋の刀削麺 「長安」

2007-09-26 | 越境するラーメン
中華料理 麻ラーメン:★★★★
(虎ノ門の美味しい刀削麺 w/雨天大魔王 訪問歴:初)

飲み屋街のラーメン探しPart12は刀削麺。
前回大魔王に「西安刀削麺酒楼」に連れて行ってもらった時、西安よりもっとワイルドで安い坦々麺が
長安にあると言うので案内してもらう。

なるほど店構からしてぶっきら坊、「西安」に比べ確かに洒落っ気は無く、ワイルド味に期待が持てる気配あり。
店の端っこでオニイチャンがヒョイヒョイと饂飩塊を刀削歯で削ぎ落とし鍋に放り込んでいる風景は
刀削麺店ではどこもお馴染みの風景。

当然坦々麺を予定なるも余りに蒸し暑く、サッパリ感のある麻ラーメンに急遽変更(大魔王は坦々麺)。
ここの刀削麺は重くなく軽くなく食べ易いが、麻辛麺スープも大人しく、辛もあまりピリッとは来ない。
見た目も味もワイルドというには一寸大人しい感じで暑い日なのに額に汗が来ない。
結局、麻ラーメン(750円)、調理人が代わったのかも知れないとの大魔王談
(坦々麺もスープを一寸飲ませてもらったが、此方も可也アッサリで、胡麻も薄目)で、
期待したワイルドな刀削麺にお目にかかれなかったのは残念だが、大人しく食べ易い、ジェントルな味も悪くない。

△09-524 東京市谷のラーメン「汁番新館」

2007-09-25 | 越境するラーメン
中華料理 四川ラーメン:★★★(訪問歴:初)

市ヶ谷の幻のラーメン探しPart 13は「汁番本館」隣の「汁番新館」、
「汁番本館」のラーメンは若しかしたら此れが探していた幻のラーメンか?という期待があるラーメンだったので・・・、
と云うのも「新館」と「本館」の店主は親子っぽい感じの師弟で、「新館」の方が親爺らしい(未確認)ので
多分師匠の親爺の方が美味いに違いない。

麺の種類は何故か倅?の方が多いがメニュー総数は流石に親爺店の方が多い。
親爺の貫禄を見せてもらおうと醤油よりも坦々麺よりも難しい四川を注文。
ところが、・・これがまるで期待外れ。作ったのは店主ではないが、ピーク時間を外れたアイドルアワーではあるが、
難しい四川だからということもあるが、それにしても幻云云とは遠く離れたもので真に残念。

手弱女の便所姫 「のりちゃん」

2007-09-25 | あの人この人あの時の人
「のりちゃん」は本当に心根の優しい娘である。才長けて見目麗しく情け有り、
「のりちゃん」は妻を娶らばそのものである。おまけにボインちゃんでヒップもデカく安産間違いなし。
妻を娶らば「のりちゃん」をおいて他になし。

「のりちゃん」は便所に住んでいる。
だから尋ねるときは玄関をノックしても出てこないけど、トイレをノックすれは90%の確率でトイレから顔を出します。

「のりちゃん」はたおやめです。
優しく嫋(たお)やかな娘で、手弱女と漢字で書くといかにも弱々しい女性って感じだけど「たわやか」なしっかり者、
体も極めて嫋やかで小さいころはべちゃ子と言われ、床にぺっちゃり張り付いていました。

それにしてもどうして便所に住んでいるのか、それはいまだ謎。

早すぎるDUCATI  「モトGP」

2007-09-24 | バイクの話
L・カピロッシが来るとは思わなかった。
DUCATI が来るとは思っていたが、C・ストーナーは得点圏で完走すればいいからガードマンやったって事か。
それにしてもDUCATI は早い。早すぎる。カピロッシがDUCATI 乗ってるのも知らなんだが、DUCATI今年彗星となった。

ZXRにも驚いた。
10R開発の時にモトGPを意識して開発したという噂はあったけど早く表彰台に上がったのにはビックリ。
R・ド・プニエって誰?という位知らなかったがKawasakiが出てきたのは嬉しい限り。
ロッシは今年はダメだと思っていたけど、最終戦がHONDAのペドロサがPPとはロッシにとって最悪の不運、
8番目位からの捲り上げだったら表彰台位は上がれたかも。

これで来年売れるメーカーは決まった。
間違いなくDUCATI ブーム到来、其の分だけYAMAHAは売れなくなる。
国産派としてはYAMAHAとロッシに来年は頑張って欲しい。
それにしてもSuzukiはどうなっているんだ!

□08-483 厚木妻田のラーメン「小林屋」

2007-09-21 | 246を横断するラーメン
札幌ラーメン 味噌:★★★
(極厚叉焼にびっくりする北海道ラーメン 訪問歴:初)

「万豚記」の居抜きではあるが白く壁を塗りなおして綺麗サッパリした感じ。
流石に店内の造りや従業員の客扱いやメニュー造りなど、際コーポの方が数段上ではあるが、
プレーンで素人ぽい感じも悪くない。

ピリ辛に唐辛子が一寸入っているが、味噌汁をちょこっと濃くした感じのトンコツスープは
特別にどうと言うことはないく、スープとして飲むには、ま、こんなものかという感じ。

問題は麺、真っ黄色の硬く重い縮れ麺をスープに良く絡んで美味しいと感じるか麺の一人歩きと感じるかは好み次第だとして、
スープが頼りないので麺とのバランスには違和感がある。
値段七百円(750円だったかな?)は高い感じだが、捲きバラの叉焼の圧巻的厚さや味玉(丸)や
麺の重さの満腹感からは妥当なところか。
スープが熱々なのは大変いい。
幾ら食べても減らない麺の重さにして酷の無いスープは途中で飽きてしまうが、大食漢にはかも。
メニューは味噌専門、単科メニューにしては店が広すぎで、其処までこの味で集客出きる味かは一寸心配。

新装開店!小林製麺のラーメン

2007-09-21 | マイ ラーメン あれこれ
元、「万豚記」の本店があった所に9月20日にオープンした。
際コーポレーションは時代の風雲児で凄まじい数のブランドを次々と作り上げているフードファッションメーカー、
余りにも多すぎる為に全体として落ち着かないが「万豚記」もその一つ。
このブランドだけでも多分30店以上はあるだろうが、拡大しすぎて味が劣化している中、厚木妻田の店だけは安定していてだっただけに閉店は残念。

今度できた「小林屋」は、去年の春頃に平塚の『げんてん』の跡に出したのが本店?
かと思うが、小林製麺の直営なのかどうかは知らない。
最近「Kumaoyaji」が「小林屋」に名前を変えたという噂(未確認)もある。
元々湘南には小林製麺を使った店が何店かあるので、湘南を基点に拡大中の気配あり。
「田舎屋」以来小林製麺はアンチであるが、「あかんこ」は悪くなかった。
さて、厚木妻田の「万豚記」跡に昨日出来た「小林屋」は如何にや?

◎04-384 東戸塚のラーメン 「空海」

2007-09-20 | 環状2号を南下するラーメン
チェーン 冷やしラーメン:★★★★(訪問歴:10代)

この店は渋谷の参宮橋辺りに5年位前に出来た店だと思うが、僅かの間に首都圏のアチコチで見かける様になったから、きっと人気があるのだと思われる。
確かに味としては今までに無い味であり、ファッション性も高く、女性や若者には人気が出そうではあるが、味的にはとげとげして収まりが悪く年輩には余り向いていない。

ところが、冷やしラーメンに限ってはこのとげとげしさがピッタリ来る。茹だる様な暑さにはこのピシッとしたキレのよさ、ビールで言えばスーパードライって感じが気持いい。東戸塚の実験メニューらしいが、このメニューに限っては年輩にも
場所:東戸塚駅、横浜銀行の並び






〇05-482 星川和田町の湯麺 「蓬莱飯店」

2007-09-19 | 16号を北上するラーメン
中華料理 湯麺:★★★★
(昔ながらの横浜湯麺の代表味の店 訪問歴:初)

湯麺を食べに八操園に来たのだが、突然の浮気心で隣の店へ。
ここの湯麺は古い時代の湯麺の味と臭いがする。
昔はこんな味が流行ったなあと懐かしい感じがするオールドファッション系のティピカルな湯麺で、
最近はマイルドタッチが多い中、此処のはハードボイルド組、
麺も蕎麦感覚の強面で昭和中期の湯麺が好きな人には

場所:16号和田町商店街。



△05-481 星川 のラーメン 「濱壱家」

2007-09-18 | 16号を北上するラーメン
横浜家系 醤油:★★★☆(訪問歴:2)

千家の姉妹店。店主の風貌はいかにも横浜家系という感じで、味の方もいかにも姉妹店という感じ。
麺は大橋製麺、千家の姉妹店だから当然と言えば当然であるが横須賀の田島家・
洪福寺の光家・鶴見の大黒家・林間のみやこ・港北のしらいし なんかと似た味で、
ラーメン全体的も似た雰囲気がある。

値段600円は家系では高めの部類に属するが、その割りにボユームが無く、スープも少なめで少しシケている感じ。
味は加減「普通」で頼むと醤油ダレが出過ぎで、しかも博多以上に煮込みすぎの豚骨スープはベタベタの割りに酷が薄いので、
どう好みの味加減を注文したらよいか分かるまでには何回か通う必要あり。

今回は偶々だと思うがスープが滅茶苦茶温くてげんなり。叉焼も褒められたものではないが、
味玉は一寸他の家系には無い変わった味(強めの燻製味)で面白い。

場所:16号保土ヶ谷警察前。

挿絵画伯 「みつを君」

2007-09-17 | あの人この人あの時の人
山の友達みつを君は挿絵画家である。

仕事柄どんな挿絵も描くけれど、やっぱり山の絵が一番いい。
山の絵は絵描きの絵か山屋の絵か山屋が見れば直ぐに分かる。
どんなに絵画的に綺麗に書かれた絵でも、それは山を見る絵に過ぎず、登る絵ではない。
山に限らず何でもそうだ。高橋ヒロシの漫画に屡バイクが登場するが、実に美しいのは、
高橋ヒロシ自身がバイクに乗る人間だからである。

みつを君も同じだ。世界の山を知っているみつを君だからこそ書ける登る山の絵になるのだが、
山を知らない人には只の綺麗な山の絵に過ぎないかも知れない。

プラり民宿ツーリング「近江・湖畔荘」

2007-09-16 | 旅と宿坊と温泉お話
雄琴。旅の疲れは温泉で・・と思いながらもどうせ泊まるなら未練無き様雄琴でというのも
長旅の括りとしては誰もがそう思うところ。
ところが今日は結構距離がある割りに少しのんびり走りすぎ、日本海を離れた途端暗くなって看板も見えない中、
民宿温泉を探すのは至難至極。やっと見つけた露天風呂の看板に牽かれてうっかり投宿したら温泉じゃなかった、失敗。

ところでもう一つの温泉の方だが、入場料別で3万円はチト高くない? 
5万なら生でいいとか・・アムスの飾り窓じゃあるまいし一つ一つ値段上げるな!!

いよいよこの旅のメインコース。
昔、御婆ちゃんから聞いた話。近江に太郎坊さんという怖い天狗様が居て、
「お前はその天狗様の顔をみて何時も泣いていた!」んだそうだ。
 それでリベンジに宿敵太郎坊宮へ。想像していたより遥かに険しい山でよくまあ2歳で登れたものだと我ながら感心。
そして問題の天狗様、顔見た途端
「ギャー怖い!」。敵の視線がこっち向いてないからいいけれど、向いていたら2歳でなくても泣くわな。
何十年、何百年とこんな怖い顔しているのだろうが、ホント疲れないかな。

プラり民宿ツーリング「日本海」

2007-09-16 | ツーリング グルメ
親爺の話では、太平洋民族は根性が無いのは海のせいらしい。
冬の日本海の怒号の海の生活を言っているらしいが、夏の日本海は静かそのもので迫力は無く、
よほど太平洋の方が荒々しい。
確かに東尋坊の様な切り立った崖では、派手に波しぶきが舞ってはいるけれど、
引き潮の迫力なら錦ヶ浦も負けていない。

只、見えぬ海の彼方に半島があると思うと、異様な緊迫感を多少感じる。
38度線に住む連中は決して攻撃的ではない。
寧ろソウル辺りの方が反抗的だが、一部の抑圧された人間が興奮してボタンを押してしまったらどうしよう。

さはさりながら静かな日本海に沿って夕日に向って走るのは気分がいい。
(夕日の道:福井)