一昨日は442年振りの皆既月食と天王星食でした。
442年前と言えば1580年で、織田信長の時代です。
信長も見たかもしれない、皆既食と惑星食です。ご覧になった方も多いと思います。
皆さまも堪能されましたか?
日本で次回、皆既食と惑星食(土星食)が同時に起こるのは、322年後の2344年7月26日だそうです。
現在、地球上に生存している方は、どなたも見ることが出来ません。
それだけに、一昨日の皆既月食と天王星食は大変珍しい現象でした。
・皆既月食と天王星食です(ネットより)
「珍しい柿」
珍しいと言えば、我が家の富有柿の木に珍しい柿が生っていたのでご紹介します。
11月に入ってスーパーの果物売り場には富有柿が並び始めました。
そこで、我が家の富有柿の熟れ具合を見に行ったところ、全体ではまだ少し早いようだったのですが、その中に初めて見る珍しい柿が1個生っていたのです。
そのカキは、果実が桃のように割れているのです。
柿の木を植えて15~16年になりますが、このような柿を見たのは初めてです。
・桃と同じように割れていた我が家の富有柿です。
何故、このような柿ができた分かりません。
作為であれば、果実が青い頃から紐で結んでおけばできるかもしれませんが、この柿はそのような人工的な圧力など一切かけていません。
自然にできた柿そのものです。
・桃と同じようにヘタの部分からお尻のところまで割れていました。
・桃はこのようにヘタの部分からお尻のところまで割れています。
下の柿は同じ木になった富有柿です。
柿と言えばこのような形の果物ですが、割れるなんて、どのような圧力が加わったのでしょうか?
柿が生長する時に枝か何かが果実に邪魔をしたのでしょうか?
いずれにしても、大変珍しい柿だと思います。
「中身は普通」
この柿を割れた部分から切ってみると、下の画像のようになっていました。
割れた部分は、柿の皮を少し巻いただけで中心部分は正常な柿と同じでした。
味も何ら変わることなく美味しかったです。
・黒くなった部分まで割れていました。
「過去の珍野菜」
家庭菜園をしていると、珍しい野菜ができることがあります。
過去にはこのような珍しい野菜が出来ていますので、改めてご紹介します。
・2010年6月23日に収穫した時の“悩ましい大根”「ヴィーナス」です。
・2014年5月9日に誕生したヴィーナスの「脚線美」です。
・2015年5月8日の「三つ子のイチゴ」です。
・2015年6月28日の「オバQナス」です。
・2022年1月24日の「胡坐をかいた大根」です。
家庭菜園をしていると趣味と実益以外に、時々、楽しい贈り物をしてくれますね。
今日は庭に咲いている、「シュウメイギク(秋明菊)」をご紹介します。
シュウメイギク(秋明菊)は、キンポウゲ科イチリンソウ属の耐寒性多年草で、名前にキクが付いていますが、菊の仲間ではなくアネモネの仲間です。
日本には室町時代までに、原産地の中国から観賞用に渡来しました。
京都の貴船地方に野生化したものが見られますが、これはキブネギク(貴船菊)と言われており、これが本来のシュウメイギクだそうです。
・これはアネモネです。(ネットより)
なお、アネモネ(Anemone)は、ギリシャ語の「風」が語源で、「風の花」の意味だそうです。
「名前の由来」
シュウメイギクの名前の由来は、中国の寺院に渡航した修行僧がお土産として持って行ったところ、あまりの美しさに、まるで黄泉の国に咲いている菊のようだということになり、「秋冥菊」と呼ばれましたが、その後、「冥」が暗いイメージだということで「明」に変わったということです。
なお、英語ではジャパニーズ・アネモネ(Japanese anemone)と呼ばれています。
・シュウメイギクの花です。アネモネの仲間だけあってよく似ています。
シュウメイギクの草丈は50cm~1mで、茎頂から数本の花枝を長く伸ばして、直径5~6㎝の花を一個ずつ咲かせます。
葉は根元に集中しており、花の周りには比較的小さな葉だけがつき、秋に、細長い茎先に菊花に似た白または、桃色、淡紅紫色の花のような萼片をつけます。
萼片が散った後に球状の花芯が残り、熟して割れると真っ白な綿毛が現れ、綿毛の中には胡麻粒のような種子が多数あります。
・以前は数株あったのが、現在はこれだけになりました。
秋明菊は別名を「秋牡丹」と言い、欧米ではボーダーガーデン(生垣とか、壁にそって伸びる細長い帯状の花壇のこと)や日本風のガーデンには欠かせない植物となっているようです。
シュウメイギクは英語でジャパニーズ・アネモネ(Japanese anemone)と言われるだけあって、欧米でも人気のある花のようですね。
新手の悪質商法による被害が増えているようです。
悪質商法には、今国会でも論戦が繰り広げられている旧○○教会の霊感商法とか催眠商法、アポイントメントセールス、キャッチセールスなどいろいろありますが、数年前からオーディション商法という新たな手口の被害が発生しています。
特に10代・20代の女性を中心に、タレント・モデル契約に関連した様々なトラブルが発生していることから注意を呼びかけています。
そこで今日はこの新しい手口の「オーディション商法」について調べました。
「オーディション商法」
オーディション商法とは、オーディションをうたって事務所等に呼び出した消費者に、面接・選考の後で、高額なレッスン受講契約等を勧誘する手口の商法です。
映画などのオーディションに合格したと嘘をついて、高額なレッスンの受講契約などを結ばせるこの商法は、民法の改正で新しく成人となった18歳・19歳の新成人の間でトラブルが急増しているということです。
この手口は、以前は街中でのスカウトが多く見られましたが、それに加えて、最近ではスマートフォン等で検索して見つけたオーディションに申し込んだり、SNSに書き込まれているタレント事務所の募集広告を見たりして、自ら連絡を取ったことをきっかけにトラブルに遭うケースが散見されるようです。
中には、芸能事務所とタレント・モデルの契約を結んだ女性が、事務所からアダルトビデオへの出演を強く勧められる等のトラブルになっている事例も見られるということです。
このような事から、政府広報や国民生活センターでは「タレント・モデル契約のトラブルにご注意!」との注意喚起情報が出されています。
「トラブルの事例」
①「テレビ番組に出られる」「仕事をたくさん紹介する」と言われたがレッスンも仕事もない。
インターネット上で「テレビ番組の出演者募集」という広告に応募しました。面接で事務所に出向いたところ合格を告げられた。
所属契約について「うちに所属すれば確実にテレビ出演できる。ダンスボーカルユニットを結成することが決まっていて、レッスンもあるから、ぜひメンバーになってほしい。あなたに向いている」と勧められた。
また、所属契約には費用が掛かることを知ったが「今なら10万円の入会金が5万円。その他、毎月約3万円かかるが、仕事はたくさん紹介する。所属枠は残り僅かなので早く決めて」と急がされ、その場で契約を交わした。
その後、事務所から番組出演の話は一切されず、レッスンもない。(20代女性)
②声優のアルバイトをするつもりが、出演にはレッスン料が必要と迫られた。
求人サイトで声優のアルバイト広告を見て応募した。所属契約をした後、プロデューサーを名乗る人から「当社でボイスドラマの制作をしている」と言われ、スタジオでボイスサンプルを収録した。その後、別の担当者から電話があり「審査は落ちたが、やる気があるなら新人枠で推薦する」と言われ、お願いした。
後日、プロデューサーから「条件付きで新人枠に入れた」と電話があり、スタジオに出向くと、出演の条件は「演技力を高めるため約8万円でレッスンを受講してもらう事」だった。
親に相談したら反対され、断ったが、「大学生にもなって親に頼るのか。自分のお金で払うように」と罵倒された。
契約を解除したい。(10歳代男性・大学生)
「アドバイス」
①業者はタレントやモデルに憧れる気持ちに付け込んで甘い言葉をかけてきますが、契約をする際には、どのような活動をするのか、費用はかかるのかといった内容を十分に確認しましょう。
②特に金銭の負担を求められる場合は注意が必要です。
その場での契約は避け、家族に相談するなどして冷静に判断しましょう。
③状況によってはクーリング・オフ等ができる場合もあります。
被害に遭った場合には速やかに、最寄りの消費生活センターに相談しましょう。
また、アダルト関連の出演を強要されるなどした場合には警察に相談しましょう。
④2022年4月から「18歳で成人」になります。
親に相談したいと断ると、「大学生にもなって親に頼るのは良くない」と、強引に契約をさせようとする事業者が、18歳・19歳の新成人に対して「成人しているのだから1人で決めないと」などと、決断を迫ってくるかもしれません。
成人後は原則として、一方的に契約を取り消すことができません。
契約を急がす相手、お金を借りることを勧める相手をきっぱり断れる大人になりましょう。
不安に思った時、トラブルに遭った時は「188」に相談してください。
「相談先」
被害に遭った場合には速やかに、消費者ホットライン188に相談しましょう。
また、アダルト関連の出演を強要されるなどした場合には警察に相談しましょう。
「消費者ホットライン:局番なしの188(いやや)」
この番号はお住まいの地域の市区町村や都道府県の消費生活センター等をご案内する全国共通の3 桁の電話番号です。
昨日、長男一家が帰省したので、農作物を持って帰らせるため、その一部として新生姜を3株試し掘りしました。
この生姜は4月14日に植え付けたものです。
収穫には少し早いかな? と思いましたが、葉っぱが黄色に色づき始めたことから掘ってみました。
生姜の収穫の目安は 葉が黄色に変色する頃とされており、当地では11月頃がその時期となります。
昨年は11月中旬に収穫していることから、2週間ほど早い試し掘りでした。
・まだ葉の色は緑が多く、もう少し置いていた方がよいかも知れない生姜の畝です。
今年の生姜栽培では13株を植え付けましたが、発芽したのは8株でした。
発芽率は6割余りです。
発芽率が悪い原因は何かわかりません。
来年は、芽出しを確認してから植え付けしてみようと思っています。
試し掘りをした3株の葉っぱは未だ生き生きとしていますが、生姜は思いの他よくできていました。
残りの5株は今月中旬に収穫しようと思っています。
・3株で収穫できた生姜です。
さて、新生姜は美味しいですよね。
我が家では甘酢漬けにしたり佃煮にして食べています。
長男の嫁も毎年、収穫するのを楽しみにしています。
今回帰省する目的も野菜を持ち帰る為です。
でも、どんな目的であっても、中学2年の孫娘も帰ってくるので、爺ちゃん、婆ちゃんは嬉しいです。
ところが、当の本人は対戦型ゲームに夢中になり、余り話はしません。
中学2年と言えば14歳です。
この年代の子供は、同居していない爺、ババと話すのは、恥ずかしくなってくるのでしょうかね。
先日、来年の秋から放送される、NHKの連続テレビ小説「ブギウキ」で、ヒロインを演じる女優の趣里(しゅり)さんが、NHK大阪放送局のアナウンサーからインタビューを受けていました。
このドラマは笠置シヅ子さんがモデルになっていることから、大阪弁が必要なドラマなのですが、東京出身の彼女は「大阪弁に苦労しています」と話していたのです。
これを受けて、インタビューアは「話の最後に ”知らんけど” をつければ大丈夫ですよ」と冗談交じりに伝授していましたが、この「知らんけど」という言葉は、いま全国の若い人たちの間に広がっているのだそうです。
大阪弁の「知らんけど」が何故、全国に広がったのでしょうか?
今日はその背景について調べました。
「知らんけど」
「知らんけど」という言葉は、元々は「よう知らんけど」という形で親しまれてきたのが、今では最後に付け加える形になっているのだそうです。
関西と言えば、若い人たちの間には「ボケとツッコミ」、「話に必ずオチを付ける」という話し方のイメージがある思いますが、「知らんけど」もその文化を受け継いでいるのではないかと言われています。
お笑いの街とも言われる大阪には、街の至る所で話芸に長けたセミプロのような方がたくさんいます。
日頃から会話の端々で話のオチが求められる状況の中で、正確性よりも相手を楽しませようとすることを重視してしまう人は少なくありません。
そのようなことから、大阪では「知らんけど」は、若い人の会話では重要なキーワードになっているようです。
「知らんけどが全国に拡がった背景」
この言葉が全国で使われるようになったのは、メディアに取り上げられたり、SNSで使われるようになったことが背景にあるそうです。
特に、流行に敏感な高校生たちが使うようになったということで全国に広がりました。
東京のマーケティング会社が関東の高校生にいまどんな言葉がはやっているのか尋ねたところ、「知らんけど」は3位に入っていました。
関東在住高校生のトレンドWord
1位 しんどW
2位 だるぅ
3位 知らんけど
3位 大丈夫そ?
5位 きまZ
「SNSで拡散」
そして、「知らんけど」を含むツイッター投稿数は2012年には10万件ほどだったのが、現在は6倍以上増加して60万件を超えているそうです。
現代用語をまとめた書籍にも、「知らんけど」が初めて掲載され、その意味は「文末につけて断定を避け、責任も回避する言い方」と説明しています。
「大阪で発祥した経緯」
大阪は元々商売人の土地柄ですから、言葉によるコミュニケーションが商売にとって非常に重要です。
べらべらしゃべって最後に「知らんけど」と言って落とすことによって、コミュニケーションを図るツールとなっています。
会話に起伏を持たせる事によって相手を楽しませる、言葉によっておもてなしをする、というような、大阪を中心にそういう話し方が発達してきたのではないかと考えられているようです。
「この言葉の関西での使われ方」
関西では次のように意味を含んで使用されているようです。
・「本当か嘘かどっちかわかりません」と言う時に、責任逃れのためわざと使う。
・「そうやと思うねん」と言うニュアンス、だから知らんけど、知らんけどで回っていく話が多い。
・「知らんで、ほんまか嘘かは」に対して、「知らんのかい!と返してくれるのが嬉しいので」「知らんけど」を使う。
「無責任な言い方ではない?」
関西でも責任逃れのためやボケと突っ込みの言葉のやり取りを楽しむためとする理由が多いようですが、専門家によると、決して「無責任な言い方ではない」と指摘しています。
その理由は、専門的知識はないが、取り敢えず自分の知っているかぎりの情報を総合してわかったような結論を述べてはみたが、実際のところはよく知らない、という前提があります。
「知らんけど」は、そんな自分を客観的に捉えて立場を表明する言葉となっているのだそうです。
このような使われ方をする「知らんけど」ですが、私は使用したことがありません。
この言葉は若い人の間の言葉のようですね。「知らんけど」