9月23日に「ラッキョウの三年子(さんねんご)栽培」について取り上げたましたが、そのラッキョウの株に花が咲きました。
ラッキョウの三年子栽培は偶然に知った栽培方法だったので、まさか花が咲くとは思いませんでした。
「三年子栽培」
ラッキョウの「三年子(さんねんご)」は、福井県では農家の方が「三年子花ラッキョウ(3年掘り)」と呼んで栽培しているようですが、私の場合は偶然の産物なのです。
と言うのは、昨年秋に植え付けたラッキョウを放置していたことから、雑草や赤紫蘇などが生えてきて、ラッキョウの畝が草むらの中に埋まってしまい、今年の6月に収穫できなかったのです。
・9月中旬に、伸びていた雑草を取り除いた後のラッキョウの畝です。既に10㎝ほどの新芽が出ていました。
9月中旬に、畝を片付けるため草取りをしていたところ、ラッキョウが新芽を伸ばして生きていたのです。
そこで、このまま片付けるのは勿体ないということで、2年続けて栽培する「三年子(さんねんご)」栽培をすることにしたものです。
そのラッキョウ株が11月初めにはこのように茂り、花が咲いていたのです。
「ラッキョウの花」
皆さんはラッキョウの花を見たことがないと思いますが、このように小さな花を咲かせます。
ラッキョウに花が咲くのは10月下旬から11月中旬頃までです。
通常、ラッキョウの花は実を大きくするために摘み取るようですが、そこは家庭菜園のこと、たとえ実は小さくても花を楽しみたくてそのままにしています。
一方、ラッキョウの産地鳥取県では、この時期になると鳥取砂丘のラッキョウ畑は花でピンク色に染まるのだそうです。
専業農家の方は花を摘み取っていないようです。
いちいち花を摘み取るのは大変なのでしょうね。
全ての株から花が咲いている訳ではありません。
葉がよく茂っている株に花が付いているようです。
「ラッキョウの名称の由来」
ラッキョウの名称は、中国名の一つ辣韮(らつきゆう)に由来し、音読みがなまって「ラッキョウ」になったと言われています。
日本語では辣(から)い韮(にら)、つまり辛いニラという意味です。
・ラッキョウの花をアップするとこのような花です。
「三年子ラッキョウ」は初めて栽培しています。
来年6月にはどのようなラッキョウが出来ているのか、収穫が楽しみです。