大阪南部の熊取地方は今週1週間、小春日和が続き、昨日は生暖かい風が吹いて気温が上がって、日中の最高気温は24度と初夏のような暑さでした。
1週間先は冬至だというのに、一体どうなっているのでしょうか?
「冬に桜が満開」
この異常気象の関係でしょうか、近所のKさん宅のサクラが満開となっています。
サクラに限らず梨やリンゴなどの果物が初冬のこの時期に、一部の枝に数輪の花を咲かせているのは時々見かけますが、樹木の全体に花が咲いて満開となっているのは初めて見ました。
冬に満開となった桜の花、これを「狂い咲き」と言わずして何というのでしょう。
・12月12日に撮影したKさん宅の満開のサクラです。
「春の桜の開花メカニズム」
春に咲くサクラの花芽は、前年の夏(7月頃)に形成され、その後、「休眠」という状態になります。
休眠した花芽は、秋から冬にかけて一定期間低温にさらされることで眠りからさめ、開花の準備を始めます。
これを「休眠打破」といいます。
そして、春になって気温の上昇とともに、花芽は成長し、ピークをむかえた時に開花します。
このように、サクラの「開花」には、秋から冬にかけての気温の低下と春先の気温の上昇が必要です。
これが春に咲く桜の開花メカニズムです。
「季節外れの開花の原因」
ところが季節外れに「狂い咲き」する場合があります。
桜は7月頃に花芽が作られ、これを「花芽分化」といいますが、サクラの狂い咲きは、「花芽分化」以降、なんらかの原因で葉がなくなった後、秋の夜間の低温と日中の小春日和のような温かさを経ると、春と勘違いして開花すると考えられているようです。
葉がなくなってしまうと、葉から出ている開花抑制物質がなくなるため、条件さえ整えば開花を始めることはよくあるそうです。
それにしても、冬に桜が満開になるなんて、地球温暖化によって美しい日本の四季がなくなり始めたのでしょうか?
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もっとも、踏屋の季節に咲く桜の種類もあるらしく、iinaも観察しました。
その場所が、何とめでたい皇居内でした。
https://blog.goo.ne.jp/iinna/e/838502ef3b78df886aa10fee9ef4231e
> 富山では蜃気楼なども見てみたいです。
魚貝類の宝庫が堪能できる「氷見」の民宿で、たらふく食べてください。ひょっとすると蜃気楼を冠卒出来るかもしれません。
https://blog.goo.ne.jp/iinna/e/97c69969cf9ab7545c886df738492eeb