先日、NHKの番組”ことばおじさんの気になることば”で「ネズミにひかれる」というフレーズ(慣用句)についての解説がありました。
「ネズミにひかれる」という慣用句は、私が子供の頃、祖母からよく言われたものです。
両親が畑に行っている時に、子供だけで留守番をすることがたびたびありましたが、そんなときに言われたのがこの「ネズミにひかれないように」という言葉でした。
今日は、この慣用句の”ことばおじさん”の解説をご紹介します。
「ねずみにひかれそう」の意味は、広辞苑によれば「家の中にたった1人きりで、寂しく心細い様子(親しみをこめてからかう時に用いる)のたとえ」とあり、”ことばおじさん”の話では、この言葉は、江戸中期の国語辞書『俚言(りげん)集覧』にも載っているほど古い表現なのだそうです。
・ハツカネズミです。
しかし、なぜ「ひかれる」という言い回しになったのかと言うと、これは「ねずみが塩を引く」という慣用句に由来すると考えられているそうです。
昔は、戸棚に入れておいた物がねずみに食い荒らされ、いつの間にかなくなるという事がよくありました。
一度に”引く”量は少なくても度重なると大量になります。
そこから【ささいな事でも繰り返すと大事になる】とか【大量にあった物が、最後になくなってしまう】ことを慣用的に「ねずみが塩を引く」と表現したそうです。
つまり、「ねずみに引かれる」とは、”そこにあった物が神隠しにでもあったように、いつの間にか姿を消してしまうこと”なのです。
・境港市の水木しげるロードの”ネズミ男”です。
家に1人きりで居るという状態は、神隠しにでもあいそうなほど寂しそうに見え、そこから、”油断していると神隠しのような災難にあうかもしれないよ、気をつけなさい!”という意味で「ねずみに引かれないように」と声をかけるようになったというわけです。
他にも、夜更かしをしている子どもに「早く寝ないと、ねずみに引かれるよ」と脅し文句として使ったり、”道中気をつけて(変なものに引っかからないように)”という意味の見送りの言葉として使うこともあるそうです。(以上、NHK”ことばおじさんの気になることば”より)
神隠しの実行犯は、水木しげるの妖怪の世界に出てくる”ネズミ男”かも・・・・・。
今ではあまり耳にしなくなったこの言葉ですが、昔は普通に使われた懐かしい慣用句だったように思います。
「ネズミにひかれる」という慣用句は、私が子供の頃、祖母からよく言われたものです。
両親が畑に行っている時に、子供だけで留守番をすることがたびたびありましたが、そんなときに言われたのがこの「ネズミにひかれないように」という言葉でした。
今日は、この慣用句の”ことばおじさん”の解説をご紹介します。
「ねずみにひかれそう」の意味は、広辞苑によれば「家の中にたった1人きりで、寂しく心細い様子(親しみをこめてからかう時に用いる)のたとえ」とあり、”ことばおじさん”の話では、この言葉は、江戸中期の国語辞書『俚言(りげん)集覧』にも載っているほど古い表現なのだそうです。
・ハツカネズミです。
しかし、なぜ「ひかれる」という言い回しになったのかと言うと、これは「ねずみが塩を引く」という慣用句に由来すると考えられているそうです。
昔は、戸棚に入れておいた物がねずみに食い荒らされ、いつの間にかなくなるという事がよくありました。
一度に”引く”量は少なくても度重なると大量になります。
そこから【ささいな事でも繰り返すと大事になる】とか【大量にあった物が、最後になくなってしまう】ことを慣用的に「ねずみが塩を引く」と表現したそうです。
つまり、「ねずみに引かれる」とは、”そこにあった物が神隠しにでもあったように、いつの間にか姿を消してしまうこと”なのです。
・境港市の水木しげるロードの”ネズミ男”です。
家に1人きりで居るという状態は、神隠しにでもあいそうなほど寂しそうに見え、そこから、”油断していると神隠しのような災難にあうかもしれないよ、気をつけなさい!”という意味で「ねずみに引かれないように」と声をかけるようになったというわけです。
他にも、夜更かしをしている子どもに「早く寝ないと、ねずみに引かれるよ」と脅し文句として使ったり、”道中気をつけて(変なものに引っかからないように)”という意味の見送りの言葉として使うこともあるそうです。(以上、NHK”ことばおじさんの気になることば”より)
神隠しの実行犯は、水木しげるの妖怪の世界に出てくる”ネズミ男”かも・・・・・。
今ではあまり耳にしなくなったこの言葉ですが、昔は普通に使われた懐かしい慣用句だったように思います。
らいちゃんの説明でなるほど!と思いましたがこの辺では使わないですね。
子供を怖がらせたり、いうことを聞かない時には、「子取りにつれていかれるよ!」って言ったりします。
ま、そのまんまですけど・・・
地方地方で様々ですね。
ずいずい ずっころばし
ごまみそ ずい
ちゃつぼに おわれて
トッピンシャン
ぬけたら ドンドコショ
たわらの ねずみが
米くって チュー
チュー チュー チュー
おとさんが 呼んでも
おかさんが 呼んでも
いきっこなしよ
井戸のまわりで お茶碗かいたの だあれ
それほどネズミは農村に身近だったわけですが、いまはネズミ男を連想する時代に
なりました。あるいは背広はねずみ色という按配です。
経営に無知では、「医は仁術」もないのですが、医療制度は医師は増えているのに
地域によって不足したり産婦人科をなくすのは訴訟沙汰を警戒してなりたがらぬ社会的
な背景がありそうです。
私のおじいちゃんは自分が買ってきたものを人に食べられると、よく「頭の黒いねずみが出た」と言いますが、それと似たようなものなんでしょうか・・・?
このことから、ちいちゃんのおじいちゃんは「頭の黒いネズミがが食べた」と表現しているのです。
この言い回しは即ち、ちっちゃな子供が食べたことをネズミに例えて言っているものです。
私が子供の頃の祖父母や父母、即ち明治から大正生まれの人たちは概ねこのような言い方をしていたように思います。