らいちゃんの家庭菜園日記

家庭菜園、家庭果樹栽培及び雑学日記

たで食う虫

2023-11-12 | 

いま、畔道には「たで」がたくさん咲いています。
「たで」と言えば、諺がありましたね。
ご存じの「たで(蓼)食う虫も好き好き」です。

・あぜ道の蓼です。


「蓼(たで)」
「たで」は、漢字だと「蓼」と書き、日本の伝統的なハーブの一つです。
日本には柳タデ(本タデ)、紅タデ、青タデ、細葉タデなど60種類ほど自生しており、単にタデと言う場合は、ヤナギタデ(柳蓼)を指すようです。
お店で食べるお刺身などの脇に添え置かれている赤紫色の葉っぱがありますが、あれは食用の「タデ」なのです。
食用として親しまれてるのは「ヤナギタデ」とその同一種の変種「紅タデ」です。
ヤナギタデの葉はヤナギによく似ており、その葉は殺菌作用があるので川魚を食べる際に使われています。



「諺」
諺に皆様よくご存じの「蓼(たで)食う虫も好き好き」があります。
ここで言われている蓼は、茎や葉に苦みがある柳タデのことです。
そして、この諺の意味は、辛くて苦い蓼を好んで食べる虫がいるように、人の好みは多様性に富んでいるということを例えたものです。
なお、この諺を「田で食う虫」とか「他で食う虫」と書くのは誤りであり、また「蓼」を「だて」というのも誤りなので気をつけたいものです。



「たで食う虫」
前記した「蓼(たで)食う虫も好き好き」の諺の通り、実際に蓼を食っている虫がいるのかどうか調べてみました。
上の画像を撮影した時は小さな黒い虫が蓼に止まっていたのですが、撮影しようとスマホを向けたところ飛び去りました。
この虫が蓼を食べていたのかどうかは分かりません。
更に、他の蓼を調べたのですが、虫は見つかりませんでした。
中には蓼が好きな虫もいるのかも知れませんが、多くの虫たちは辛くて苦い蓼は嫌いなのでしょうね。

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1 コメント

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 た で  (もののはじめのiina)
2023-11-12 09:31:52
らいちゃんご案内の「たで」を見たことがあります。
     これが、「蓼食う虫も好き好き」の「たで」でしたか。( ..)φメモメモ

タデを好んで食べる虫は「蓼虫(りょうちゅう・たでむし)」と呼ばれ、ホタルハムシなどの甲虫を指すとwebにありました。
https://mushinavi.com/navi-insect/data-hamusi_hotaru.htm


> 花の中で遊ぶ妖精ちゃんは可愛いですね。
春夏秋冬のこびとの妖精を、誰にも要請されてないのにまとめてましたが、春と秋を前に2ブログにしていたのを一つにしました。

「秋のメルヘン」の10/31につづいて、季節はずれの「春のメルヘン」としました。
https://blog.goo.ne.jp/iinna/e/0371cb96ae6800095f5c0050513526fc

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