らいちゃんの家庭菜園日記

家庭菜園、家庭果樹栽培及び雑学日記

レモングラス

2023-11-04 | 家庭菜園

レモングラスという植物をご存じでしょうか?
ブランデーグラスではありませんよ。
ブランデーグラスは石原裕次郎のヒット曲ですが、レモングラスはススキのようなイネ科の植物です。
私の畑にも一株植えているのでご紹介します。

「レモングラス」
レモングラスとは、イネ科で多年草のハーブです。
細長くとがった葉を根元から真上に伸ばして生い茂り、その姿はまるでススキのようにも見えます。
草丈は80~120cmほどまで生長し、根元の方はしっかりとした茎状になっています。
原産国はインドで、日本には大正時代の初めに渡来しました。

レモングラスは冬の寒さには弱いので、私は12月に草丈20㎝くらいで刈り取ってしまいます。
そうすることで、来春には新葉がたくさん伸びてきて、また、爽やかなレモンの香を届けてくれます。

レモングラスの一番の特徴は、レモンによく似たフレッシュな香りと、さわやかな味です。
この香りの主成分はシトラールという化合物なのだそうです。
レモンフレーバー(レモンの香料)を作る材料にも使われるくらい、レモンそのものよりもレモンの香りがするといわれています。

「レモングラスの活用」
レモングラスはショウガの持つスパイシーな香りと、レモンの持つ爽やかな香りが特徴のハーブです。
東南アジアではとてもポピュラーなハーブで、タイの代表的スープ「トムヤムクン」の風味付けや、カレーのスパイスによく使われているそうです。
料理の香り付けはもちろん、クッキーやケーキなどのお菓子に使われたり、お茶としても楽しめ、更に、アロマテラピーや化粧品にも利用されています。
また、胃腸の働きを刺激して、消化を促す作用もあるので、食べすぎた時の胃もたれにも役立つということです。

「ブランデーグラス」
レモングラスは料理や健康にもよいハーブですが、ブランデーグラスもいい曲です。
昭和52年(1977年)に石原裕次郎がリリースして大ヒットしました。
片ぐるしい記事の後は、石原裕次郎の魅惑の歌声でおくつろぎください。                       

                        ・ブランデーグラス(石原裕次郎)昭和52年