らいちゃんの家庭菜園日記

家庭菜園、家庭果樹栽培及び雑学日記

『秋の夕焼け鎌を研げ』

2023-11-02 | 季節

漸く秋らしくなりましたね。
当地では先月の中ごろから最高気温が25度以下で推移しており、先週は22~23度まで下がって快適な秋日和となっています。
家庭菜園ではこの快適な気温の下、夏の間放置していた畝の片づけが進み、草取りが一段落するなど、農作業がはかどりました。

「慣用句」
ところで、秋のこの時期の農作業について言い表した諺があります。
農業関係者以外の方はご存じないかも知れませんのでご紹介します。
それは、
 『秋の夕焼け鎌を研げ、秋の朝照り隣に行くな』
です。
この意味は、
 秋の夕焼けは翌日が晴天の証だから、鎌を研いで用意しておくのが良い。朝焼けは、雨になる証だから、近所に行くのも中止した方がいいということです。

「夕焼け」
夕焼けが見えるということは西の空が晴れているということです。
日本では秋は天気が西から東に移り変わることが多いので、西にあった晴れのエリアが翌日には東に移ってきます。
これが夏や冬だと太平洋高気圧や冬型の強さなどが影響して、単純に西から東へ移動しないことが多くあります。
このような事から、この諺は秋の天気を基に農作業の準備をしておくように、という昔からの言い伝えになっています。
もし、ぐずついた天気が続いて晴れを待ち望んでいるような時は、夕方の西の空に注目するのもいいかもしれません。

・先日の我が家のベランダから撮影した夕焼け空です。


私の畑でも秋の好天に恵まれて畝作りが進みました。
下の画像は夏の間放置していた箇所や落花生が植えられていた畝です。
放置してところは草が一面に生えていましたが、次の野菜の植え付けのため、先日、漸く畝立てが終わりました。
この後、手前や左側の畝も片付けて畝を立て、たまねぎ、エンドウ、ソラマメ、それに2月にはジャガイモなどを植える予定です。

・時候がよくなって畑仕事もはかどるようになりました。