らいちゃんの家庭菜園日記

家庭菜園、家庭果樹栽培及び雑学日記

インフルエンザ予防にヨーグルト?

2023-02-17 | 雑学

先日、厚生労働省は2023年第5週(1月30日~2月5日)のインフルエンザ発生状況を発表しました。
それによると、定点あたり患者報告数は12.66人と、大きな流行に拡大するおそれのある「注意報レベル(10人)」を上回っていました。
特に沖縄では47.18人と「警報レベル(30人)」を超え、一層の感染予防に注意を払う必要があるとしています。

「定点当たりとは」
定点当たり報告数とは、対象となる感染症について、すべての定点医療機関(全国で約5000の医療機関)からの報告数を定点数で割った値のことで、言いかえると1医療機関当たりの平均報告数のことです。

「ヨーグルトと免疫力」
インフルエンザを可能なかぎり予防するには、普段から免疫力を高めることが大切です。
免疫力を高めるにはバランスのよい食生活、質のよい睡眠を意識することが大切で、免疫機能を高める食材を積極的に摂取することが推奨されています。
そのための一つにヨーグルトがあります。
ヨーグルトは免疫細胞の多い腸内の環境を整えることから、免疫力が高められてインフルエンザの予防に効果的なのだそうです。

ヨーグルトは、ご存じのように乳酸菌やビフィズス菌など、代表的な善玉菌を多く含む食材で、ヨーグルトを食べることで免疫力が上がり、細菌などの侵入を抑えることができると言われています。
また、善玉菌が優勢になれば腸の活動が活発になり、お通じがスムーズになります。
便秘にならないこともまた腸内環境をよくするので、免疫力が相乗的にアップすることが期待できるという事です。



「腸内環境と免疫力」
免疫力が上下する要因のひとつが、腸内環境です。
腸内環境が悪いと便秘になりやすくなることはよく知られていますが、それによって免疫力も低下するといわれています。
免疫力が低いとインフルエンザウイルスをうまく攻撃できず、感染しやすくなってしまいます。
腸内環境の良し悪しを左右するのは善玉菌・悪玉菌・中間菌のバランスで、悪玉菌が優勢な状態にあるとさまざまなトラブルにつながりますが、善玉菌が優勢な状態を保てれば、免疫力を高く保てるようになるという事です。

「インフルエンザ予防の王道」
とは言え、専門家の一人はテレビを観て、医学的に確定していない情報をあたかも定説であるかのような誤解を与える報道があるとも言っており、毎年流行するインフルエンザを予防するには、
・予防注射をする。     ・栄養と休憩を十分にとる。
・流行期は人ごみを避ける。 ・手洗いとうがいをする。
・マスクの活用。      ・室内の温度と湿度を適切に保つ。
等々を組み合わせておこなうことが、インフルエンザ予防の王道だと言っていました。

コロナの第7波は落ち着いてきましたが、インフルエンザは注意レベルを超えて患者数が増加しています。
コロナ、インフルエンザには引き続き注意をして頂きたいと思います。