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らいちゃんの家庭菜園日記

家庭菜園、家庭果樹栽培及び雑学日記

特別定額給付金詐欺に注意

2020-05-13 | 消費者問題

特別定額給付金10万円が全国民に一律に支給されます。
申請方法は郵送申請とオンライン申請があって、オンライン申請は既に全国の市区町村で始まっています。

ところがこの特別定額給付金をかたった詐欺のメールや電話が全国で確認されており、警察庁や消費者庁などが注意するよう呼びかけています。
そこで今日はこの詐欺の相談例についてご紹介します。

「相談例」
警視庁の公式Twitterアカウントによると、不審なメールのタイトルは「給付金10万配布につき、お客様の所在確認」(原文ママ、以下同)となっており、
本文には「今回国民の皆様へ現金給付が決定した件でご案内がございます。各携帯電話キャリア会社を通し、国民の皆様へ配布していく事となりました。詳細確認とお手続は下記URLへアクセスしてください」との文言があり、文中のURLに誘導しています。
これに加え、メール内には「お渡し方法は銀行振り込みもしくは、係りの者がマスクをつけて伺う場合がございます」「有効期限:4月30日(木)23時59分迄。上記期限を過ぎますと一旦打ち切りとなり、次回の受け取りになりますのでご注意ください」といった注意書きが記されています。
 
警視庁は「これはサギのメールです!」とし、「給付金に関して自治体や総務省が銀行口座や個人情報などをメールでお問合せすることはありません。メール添付のURLにはアクセスしないでください」と呼び掛けています。

高市総務相は会見で、
URLを誤ってクリックした場合はマルウェアに感染する恐れがある他、銀行の口座番号やキャッシュカードの暗証番号などを窃取される危険性もあると指摘しており、「スマホの中の情報が全部抜かれてしまうということもございます」と注意を呼び掛けています。

この様な便乗詐欺が広まり始めている事態を踏まえ、総務省、消費者庁、警察庁は21日に、「それ、給付金を装った詐欺かもしれません」との標語を記した告知文を作成。
公式SNSなどで投稿し、告知文には「市区町村や総務省などがATMの操作をお願いすることは絶対にありません」として注意を呼び掛けています。
消費者庁は「電話やメールで給付金に関する問い合わせがあれば、まずは詐欺を疑ってほしい」としています。

「トラブルにあわないために」
・「給付金配布についての所在確認」や「給付の申請を代行する」などといったメールやメッセージが送付されても絶対にURLをクリックしない
 でください。

・また、給付金の受け取りに関して、市や総務省がATMの操作をお願いすることや、手数料の振り込みを求めることは絶対にありません。
・更に、給付金に関して、国や都道府県、市区町村、携帯電話会社などが個人メールや電話で申請手続きのお知らせやお願いをすることは
 絶対にありません。

消費者へのアドバイス
・行政機関の職員を名乗ったり、行政から委託されたという業者などからの怪しい電話や訪問、心当たりのない送信元からの怪しいメール・
 SMS、SNSなど、怪しい・おかしいと思うものには反応しないようにしてください。
・新型コロナウイルスに便乗した悪質な勧誘を行う業者には耳を貸さないようにしましょう。
・不審に思った場合や、トラブルにあった場合は、最寄りの消費生活センター等に相談しましょう。

「怪しいなと思ったら」
不審な電話や来訪は無視し、消費者ホットライン(188)などに相談してください。
(相談先)
・特別定額給付金コールセンター(総務省)
 電話番号 フリーダイヤル:0120-260020

・消費者トラブル (消費者庁:消費者ホットライン 188 )
 電話番号 局番なし 188
※お近くの市区町村や都道府県の消費生活センター等の消費生活相談窓口をご案内いたします。(土曜、日曜、祝日を含む)

・最寄りの警察署または警察相談専用電話
 警察相談専用電話 #9110