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らいちゃんの家庭菜園日記

家庭菜園、家庭果樹栽培及び雑学日記

今宮戎神社~黒門市場

2017-03-18 | 地元紹介

通天閣本通商店街を通りぬけて5~6分歩くと今宮戎神社があります。
毎年1月の「十日戎」には百万人以上の参拝者が訪れて大いに賑わいますが、さすがにこの時期は参拝者は見られず閑散としていました。
なお、十日戎とは、漁業の神、商売繁盛の神、五穀豊穣の神として有名な「七福神」の戎(恵比寿)様を祀るお祭りです。
毎年1月9日から3日間行われ、9日を宵戎(よいえびす)、10日を本戎(ほんえびす)、11日を残り福といいます。

「今宮戎神社」
今宮戎神社は大阪市浪速区恵美須西一丁目に鎮座し、天照皇大神・事代主命・外三神をお祭りしています。
創建は推古天皇の御代に聖徳太子が四天王寺を建立されたときに同地西方の鎮護としてお祀りされたのが始めと伝えられています。
この神社は兵庫県の西宮神社、京都ゑびす神社と共に日本三大えびす神社と呼ばれています。



「広田神社」
今宮戎神社の北、浪速区日本橋西2丁目に広田神社が鎮座しています。
もと天王寺の鎮守で今宮村の産土神(うぶすなのかみ)ですが創建年代は不詳です。
由緒によれば、神功皇后が諸国征伐の帰途、天照大神の神告により撞賢木厳之御魂天疎向津媛命(つきさかきいつのみたまあまさかるむかつひめ:天照大神の荒魂)を祀ったのが起源とされています。

江戸時代には広田の杜といわれ、うっそうとした森のなかに社がありました。
当時は境内も広く、紅白二種の萩を植えた茶店があって、萩の茶屋と呼ばれていたといわれています。
無病息災・痔疾をはじめ難病治癒にご利益があり、アカエイ(関西ではアカエ)を神使とするユニークな神社で、叡知の“エイ”に通じることから合格・必勝の祈願をかなえるといわれ、広く信仰されています。



「アカエの話」
古くから広田神社の神使いとされてきたアカエとは、赤エイの関西での呼び名です。
このアカエ、痔疾をはじめ難病悪疫の守り神として広く信仰されており、アカエを断って、つまり断食して祈願すれば霊験あらたか難病も治癒すると言われています。



「赤土稲荷大明神」
鳥居の赤さが非常に鮮やかな、廣田神社の摂社「赤土稲荷」です。



「黒門市場」
大阪ミナミの中心部・難波からほど近いところに黒門市場があります。
ここは食の都・大阪の名だたる料理店、レストランの調理人御用達のプロの市場です。
しかし近年は、最上級のマグロやフグ、ウニや貝類を求めて、リッチな中国人グルメ客が日本人観光客を上回る勢いで押し寄せているそうです。
黒門市場はテレビでもよく紹介されており、今や”大阪を代表する観光名所となっており、むしろ食べ歩き天国”と言った方が合っているかもしれません。
当日も中国人観光客が大勢押し寄せて、食べ歩いていました。



食べ歩き、つまみ食い天国となった黒門市場は、東西300メートル、南北800メートルのアーケードの下に約150の店が並ぶ市場です。
なかでもやはり鮮魚店が目立っていて、グルメ垂涎(すいぜん)のフグ専門店が1割、ほかにマグロ、貝類、海老、カニ、そしてスッポンの専門店もあるそうです。