京都駅前散策シリーズ5回目の今日は京都水族館をご紹介します。
西本願寺の唐門から南西方向に5~6分歩くと梅小路公園の中に京都水族館があります。
この水族館は平成24年(2012年)3月14日に開業した内陸型水族館だそうです。
日本初の完全な人工海水利用型水族館で、100%の人工海水を利用した水族館では日本初で且つ日本最大級の内陸型水族館ということです。
・京都水族館の入口です。
京都水族館では、地元を流れる鴨川に生息する、国の特別天然記念物・オオサンショウウオを始め、ゴマアザラシやケープペンギンなどを含む動物約250種・総数約1万5000匹を展示しています。
水槽総容量は約3,000tで、全水量中の約90%に及ぶ必要海水量は、設計と建設を手掛けた大成建設の高性能濾過システムによって生み出される人工海水で全て賄われているそうです。
延べ床面積約11,000m²を誇る3階建ての水族館は9つのゾーンに分けて展示されており、「水と共につながる、いのち」がコンセプトだそうです。
「京の川ゾーン」
綺麗な水を好む特別天然記念物のオオサンショウウオがここの主役です。
・地元を流れる鴨川に生息する国の特別天然記念物・オオサンショウウオです。
「かいじゅうゾーン」
昔は日本海にもたくさんのかいじゅう(オットセイやアザラシなど)が棲んでいましたが、このゾーンではそれらが主役です。
・直立してポーズをとるゴマフアザラシです。
「ペンギンゾーン」
ここの主役は水中の中をすいすいと飛ぶように泳ぐペンギンたちです。
スタッフの女性が水槽に入って餌を与えるパフォーマンスを演じていました。
・スタッフの女性と遊ぶケープペンギンです。
「大水槽」
日本海を表現した水量500tの大水槽です。
高さ6m、1〜2階吹き抜けで、厚み240mmのアクリルガラス製だそうです。
1mを超すマダラトビエイを始め、ホシエイ、クエ、アオウミガメなど50種が展示されています。
・ここでもスタッフの人が水中で餌を与えるショウを披露していました。
・泳いでいるエイの腹側は愛嬌のある姿をしています。