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らいちゃんの家庭菜園日記

家庭菜園、家庭果樹栽培及び雑学日記

「逆鱗に触れる」の由来

2012-01-25 | 雑学

先日、「竜」に纏わる言葉をご紹介しましたが、「逆鱗(げきりん)」も竜に関係している言葉なのでご紹介します。

「竜」の鱗は全部下向きに生えているそうです。
しかし、顎の下には一枚だけ逆さに生えているものがあり、これが竜の「逆鱗(げきりん)」です。

この「逆鱗に触れると普段おとなしい竜が激しく怒り、その人を殺すと云う韓非子(かんびし)の故事から、天子の怒りを買うことを「逆鱗に触れる」と言うようになりました。
これが転じて、「帝王」の象徴である竜のように、広く、上司や先生など目上の人に逆らって怒りを買う意味でも用いられるようになったそうです。

そう言えば、私も若い頃、上司にこっぴどく怒られた事がありましたが、今から思えばその人の逆鱗に触れたのでしょうね。

(参考)
韓非子(かんびし)とは、中国戦国時代の思想家である韓非(かんび:紀元前280年頃~233年頃)が書いた著書で、内容は春秋・戦国時代の思想・社会の集大成と分析とも言えるものだそうです。