和歌山県植物公園 緑化センターの花をご紹介していますが、別棟の「洋ラン温室」には切り花でお馴染みのアンスリウムが育てられていました。
「アンスリウム」
アンスリウムはサトイモ科アンスリウム属の常緑多年草です。
原産地は熱帯アメリカや西インド諸島で、この地域に600種ほどが分布しているそうです。
アンスリウムの魅力はハート型の赤い花ですが、この赤い部分は花ではなく、花序を包む大型の総苞で仏炎苞と呼ばれているものです。真ん中のとがった花序に小さく沢山咲いているのが花だそうです。
・アンスリウム・アンドレアヌムです。
アンスリウムは造花のようにも見える光沢のあるハート形の大きな葉と花持ちが1ヶ月以上と長いことから切花としても人気があり、お花屋さんの定番の花となっているようです。
・短い花序(黄色い部分)のアンスリウムです。