Little Freddie King Blues Band


 それで、ジャズ&ヘリティッジ・フェスの話は4日目の5月5日、フェスにいけた最終の日に跳んでしまいます。なんなんだ。でもこれツイッターじゃなくてブログですから・・・
 途中のお話はまた後からいたしますのでお許しを。

 それまで、ブルーズ・テントの前を通るたびに、そこから聞こえてくる音にひきつけられながら、他に聞いておかないといけない見ておかないといけないというのがあって、ブルーズ聞いてなかったんです。

 そこで出発の前の日のお昼頃、あまりにもったいないからブルーズ・テントに入りました。
 やっていたのはリトル・フレディ・キングという、フレディ・キングの息子みたいな名前のお爺さん(でもフレディ・キングとは関係なくて、ライトニン・ホプキンズのいとこ(ライトニン・ホプキンズはずいぶん昔の人だからこのcousinは単に血縁の意味かな)なんだそうです。こういう情報、ほんとに、ウィキペディアとiPhoneがあるおかげで地上のあらゆる人がその場で、即座に分かるようになりましたね。ほんとすごい世界になったもんだ。知的営みというものが根底からその性質を変えたという気がします・・・ でも間違ってないだろね?)。わたしはぜんぜん知らない人でした。

 すばらしい。
 こういうのって、いいなあ。いいなあ。
 ほんとに滂沱の涙です。これほんと。

 そのとき考えたんですが、このフェスに来て、わたしにとっての幸福最大量を得ること(ちなみにこれスタンダールの生涯の目標)だけ考えるんだったら、なんのことはない、ブルーズ・テントに一日中座って、ブルーズに浸っていればよかったかもしれないんです。
 ニューオルリンズの、本場のブルーズに。
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