別所沼だより

詩人で建築家 立原道造の夢・ヒアシンスハウスと別所沼の四季。
     

こころの色

2022-06-13 | 別所沼だより

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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ここにある 

2019-03-29 | 別所沼だより

 休眠中の蛙さえ飛び起きるほどの 大ニュース!

 3月21日付 朝日新聞「天声人語」に、立原道造のヒアシンスハウスがありました。
思わず写真を撮ったのです。 

 

  夢みたものは ひとつの幸福
  ねがつたものは ひとつの愛……

 

 ここに 80回目の風信子忌を ご紹介くださいました。 

 

 本日29日は風信子忌。 久しぶりに多宝院境内にはいります  

  墓所をつつむような満開の桜が 白い風となり頬をやさしく撫でてゆきます

 道造さん しばらくです…… 
 
   昨日の演奏会で聴いたばかりの合唱も過りました。

       

   八月の金と緑の微風のなかで
   眼に沁みる爽やかな麦藁帽子は
   黄いろな 淡い 花々のやうだ
   甘いにほひと光とに満ちて
   それらの花が 咲きそろふとき
   蝶よりも 小鳥らよりも  
   もつと優しい愛の心が挨拶する

    麦藁帽子   立原道造 (平成30年度全日本合唱コンクール課題曲)

 

 全日本合唱コンクール全国大会、高校の部銀賞受賞の歌声です。 
 爽やかな夏の風景を 透明感のある響きで奏でました。 

  

 

 奥に進むと すでに千羽鶴やお花が飾られています。全国からファンがいらっしゃるようです。

 詩人を知らなかったという同行の従姉妹たちに説明しながら、持参の線香を手向けます。
 手を合わせ心のなかで ヒアシンスハウスのようすや合唱曲になって歌い継がれている作品のこと
  従姉妹のお墓も近いのでこれから毎年会いに来ましょうか…  などとつぶやいて
 

 お寺の方に伺うと ヒアシンス忌について電話による問い合わせがあったそうです。

  関心を寄せる方が多くいらっしゃるようですね。

   ソネット「夢みたものは…」は  次のように終わります。

  夢みたものは ひとつの愛 
  ねがつたものは ひとつの幸福
  それらはすべてここに ある と

 

いかがでしょう、 よろしければ いちど 
さいたま市別所沼公園にある 立原道造のヒアシンスハウスまでお越しください。
  天声人語筆者にならい 爽やかな沼風に吹かれながら詩の一節を口ずさんでみては。

             交通  JR埼京線 中浦和駅から徒歩5分  JR京浜東北線 浦和駅から徒歩20分

            開室日    水・土・日・祝日 午前10時~午後3時     

           ※外観はいつでもご覧になれます

  

  

 

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雨の滴

2018-06-01 | 別所沼だより

 

 

 

                -☆-

 

 6月13日 昔の仲間と 旧古河邸へ
 外国語が飛び交う薔薇園に  座ること2時間半  食事もとらず没頭した
  何も考えない     湿り気の多い風が吹いている   

 

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スマホにて

2018-03-11 | 別所沼だより

男性は 立原の詩は やさしく静かに響きます。

絵や文章もおなじ。素直に向き合うと ひとの心を打つ 詩作するかたたちに共感して たのしい。

 

  若いふたりは これから小さな家を建てるという、 ルソーにあこがれ森に暮らす夢を語った。

風呂場もつけて、ここよりはちょっぴり広い 7坪の家です。 実現まぢか、また報告に来てください

 

 

 

 

 句会や作詩のグループなど相次ぐなか  河津桜も満開で釣り人やら写真家など賑わった

 

 スマホより投稿します。巻頭につく広告が気になって。 

 

 

 

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見あげれば

2017-08-11 | 別所沼だより

 大きな虹が出ていた。8月8日  17:26

 習い性はとまらず 思わずシャッターを押す

 

    久々に見る大きな虹  虫偏だから仲間かな?

 

 

 

 

更新しないと広告に乗っ取られ  落ち着かない蛙です

 

 

 

 

 

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ありがとうございました。

2015-12-31 | お知らせ

     

 

  長いあいだ別所沼だよりをご覧いただきましてありがとうございました。本年をもちましてBLOGの閉鎖を決めました。10年余 ありがたいコメントをいただき励まされ、感謝してもしきれぬほど。 心地よい知の風が吹き、高い香りのする充実したじかんをいただきました。 こころからお礼申しあげます。

 つたない絵日記のようなBLOGでしたが、どの記事も心をこめて。ほかのひとなら簡単に終わりそうなものでも時間がかかりました。 短文でさえ写真選びに始まって、サイズを変え見栄えをかんがえ、校正し、気づけば2時間以上もPCに関わっていました。最近は運動不足を痛感し、健康で自立したくらしのためにけじめをつけようと思いたちました。

  これからは 沼蛙にふさわしく自然のなかで跳ねまわる生活に戻ります。

 どうぞ皆さまも おすこやかに。 なんでも好きなことを一生懸命 続けましょうね。
  
  ほんとうに こころから ありがとうございました。 
   たくさんの方にお会いできて とてもうれしゅうございました。
  

   2015.12.31  沼蛙

 

 

 

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朝に

2015-12-26 | 別所沼だより

  ガイドの日 
 頬に風がつめたい朝、 別所につくと何やら素朴なメロディが流れてきます

 

 カイサドラム…  めずらしい楽器を そっと撮らせていただきました。
 こころの詩は 梢をたどり天空を舞っている  さえぎるものもない光のなかで。 

くぼみには音階があり叩いて鳴らす、調べると2008年にドイツで発明されたとあった。なつかしさを覚える音色ですが あたらしい楽器なのですね。 

 実際の音はこちらで 
  クラリネットや三味の音が響く沼辺に 小鳥の話し声がする。

 

   おまへの心が 明るい花の
   ひとむれのやうに いつも
   眼ざめた僕の心に はなしかける
   《ひとときの朝の この澄んだ空 青い空

 

  傷ついた 僕の心から
  棘(トゲ)を抜いてくれたのは おまへの心の
  あどけない ほほゑみだ そして
  他愛もない おまへの心の おしやべりだ

 

 立原は「詩をかくように 建築のスケッチをやっていた」とあり、 いちにちヒアシンスハウスに座っているとやさしい調べがきこえてきます。

 ・犬をつれてご夫妻で。 柱や壁や窓枠にじかに触れて木肌を感じ 木のぬくもりを確かめる。こんな家が欲しい。 北欧調のヒアシンスハウス…  旅も思い出され、余計なものをそぎ落としエッセンスだけを残したような設計ですね。 木造建築の100年後 200年… そうおっしゃったので ガイドも思いを馳せました。 長く残したいとつくづく思います。

・女性 金沢から。間もなくこちらに引っ越してきます。好きな立原の詩を この部屋で味わってみたい。家で読むのと印象も変わるのでしょうか (背もたれに十字の切れ込みのある椅子をすすめ、シンと静かな部屋でガイドもしばらく黙っています)。 電話が鳴り、ご感想を伺えなくて残念でした。 どんな思いがしたのでしょう。

ああ 風が吹いてゐる 涼しい風だ
草や 木の葉や せせらぎが
こたへるやうに ざわめいてゐる

あたらしく すべては 生れた!
露がこぼれて かわいて行くとき
ことりが 蝶が 昼に高く舞ひあがる

     Ⅵ 朝に   立原道造

 


 

 浮島の枝になにか…  茶っぽいのは 枯葉かな 

 

  アップでみると やはりカワセミ 下くちばしが赤いから雌でしょう

   

  沼の真ん中あたりで あまりにも遠く ぼやけてしまうけれど
  シラサギもいっしょです  

 来訪 9名。 みなさま ありがとうございました。

 

 

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学びなおし

2015-12-23 | 別所沼だより

きのうの別所沼公園

  指導を受けてもなかなか実践できない遠近法  消失点を確かめに来た
 この前に座って描いたスケッチで  屋根が俯瞰したようになってしまった
  片流れの傾きを間違えている  

 写真に撮って

遠近学びなおし

 遠くは淡い  近いほど濃くなり鮮やかに

水鳥が集まった

  ボランティアの方々が育てるヒマワリ
   花の種類が増えている

 

  遠くは小さく  近くは大きい

 あたたかな 絨毯の上にたくさんの実

 

 

 

 

 

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課題曲

2015-11-28 | 別所沼だより

 いつものように北口から入って
  そう レッドカーペットを進むように南へ急ぐ 
  メタセコイアの落葉に混じって枯枝が、 ポキポキと靴底にこころ良い。 青い実もたくさん落ちている。

  

 ハウス周りも 先月より彩りを増したよう

 

 あたらしい扁額は さっそく風信子荘に馴染んでいる。
 ロダン大賞展優秀賞、高村光太郎大賞展優秀賞など多くを受賞された彫刻家
 本多貴侶先生の作品だ。

 

 毎年東側は 少し遅れて染まってゆく 

  朝の気温2度3分  快晴の空 きりりとしまった別所沼です。

めずらしく半日ガイドの日、 

・ ヒアシンスハウスの夢まつり もう終わっちゃったの… 楽しみだったのに急な用事が出来て残念。男性
・ いいですね。 狭いなんて思わない、こんな部屋がほしい! 
・ 建築のかたは名古屋から。 東京へ出るならぜひとも来たかったハウスです。 所属する合唱団で立原の「またある夜に」を歌いました。機関誌にヒアシンスハウスを紹介し、図面で見ていたものの「この地に来てはじめて解る空気感や、建物や家具の細かな作りにも触れることができました」と感慨深く話された。思い覚ましていらしたのですね。  

  合唱団HPなど拝見し、 立原の詩の形式はソネット、14行詩にちなんで敷石は14枚です と 付け加えなかったと今頃思い出しています。ご遠方から本当にありがとうございました。銀賞受賞の男性コーラスもすてきでした。

 ・女性は もう5回くらい来ています。 (うれしいですね。 ありがとうございます。
   家族連れなど小春日に誘われて 午前だけでも15名の方がいらっしゃった。

 


 

 午後からハウスを中心にスケッチをする。
 そこから 見学の方が次々に入ってゆくのが見えた。

 3時ころ 西陽があちらを輝かせ 木立の影は沼に沈む 
 とおい思い出のなかにあるような 

 

   絶唱のような紅葉を いつまでも眺めていたい


  またある夜に  立原道造

私らはたたずむであらう 霧のなかに
霧は山の沖にながれ 月のおもを
投箭のやうにかすめ 私らをつつむであらう
灰の帷のやうに

私らは別れるであらう 知ることもなしに
知られることもなく あの出会つた
雲のやうに 私らは忘れるであらう
水脈のやうに

 その道は銀の道 私らは行くであらう
 ひとりはなれ……(ひとりはひとりを
夕ぐれになぜ待つことをおぼえたか)

 私らは二たび逢はぬであらう 昔おもふ
月のかがみはあのよるをうつしてゐると
私らはただそれをくりかへすであらう

 誰そ彼は…   たそがれの光を縫って  風のたよりも聞こえてくる。 

   初雁のとわたる風のたよりにも あらぬおもひを誰につたへむ   定家歌集

  初稿では「またある夜に」のエピグラフとして用いられた。(宇佐美 斉)

  このソネット全体の 本歌と考えてさしつかえないだろう… とある。
    いろいろ知って楽しみになった。 

 

 

 

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風に寄せて

2015-11-08 | 別所沼だより

  ようこそ 別所沼へ

 

  きのうまで朗らかな晴れがつづいて いよいよヒアシンスハウス夢まつりの日
 あいにく朝から小雨です。
 これはきっと 道造さんがながす感激の涙でしょう とY先生。
 

 

 

   おまへのことでいつぱいだつた 西風よ
   たるんだ唄のうたひやまない 雨の昼に…



   おまへのうたつた とほい調べ……

 

   風は
 

  木の葉を播き散らした 

 


 

 

 待望の除幕式

 彫刻家 本多貴侶先生の説明をうける

    ドイツ語で HAUS-HYAZINTH

  風を感じるすてきな扁額です

  木のぬくもり  やさしい着色 自然のつよさ
   風に舞う文字…  詩人が好み愛した風信… 風のたよりなど 
  さまざまな思いが浮かびます。  ことばは繋がって風になる。

 先生は 造形のはじまりは… 木を彫ることとおっしゃった。 
  桂や欅、ソロの木による作品を写真で拝見した。
  「風の部屋」シリーズから「羽化の時」へ。


 午後は別所沼会館に移って 

 

 初めて見る 立原道造の作品や写真など飾られていた。

 

 

 

 

 

 

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間もなく

2015-11-02 | 別所沼だより

メタセコイアの木々が彩りを増してきました。 いよいよ 11月8日(日)
  第11回 ヒアシンスハウス夢まつり 

 

 

      拡大する

 

 

 

 

 ・ ヒアシンスハウスを象徴する標識(看板)のお披露目間近です。
 ・ 時間というきものをまとった私たち…   時間がおどる -秋-
     
   満喫しませんか

 さいたま市 別所沼のほとりに立つヒアシンスハウスまでは

 JR埼京線   中浦和駅から徒歩5分
 JR京浜東北線   浦和駅から徒歩20分 です

 

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風に

2015-10-25 | 別所沼だより

 一気に冬です。 ゆうべは木枯らし1号で、冷たい風が騒がしかった。
別所は小枝や青い実がいくつも転がり、千切れた枯葉を吹き寄せて浮島か、巨大なリーフのよう。
 その回りを小鴨がパトロールする。

  
   ささやかな地異は そのかたみに
   灰を降らした この村に ひとしきり
   灰はかなしい追憶のやうに 音立てて
   樹木の梢に 家々の屋根に 降りしきつた

       

   

  


  メタセコイアが ほんのり色づいています。 風はやまず窓を開けると大変だった。コーナー窓の鉢を床に落とし、砂塵は渦を巻いて浸入する。 机や書類が埃まみれ、ザラザラする。 

・  買ったばかりの本に、埼玉の魅力ある「たてもの」が紹介されて。 まずは 家から近いヒアシンスハウスに来ました。 (ヒアシンスハウス夢まつりもどうぞよろしくお願いいたします。 新刊の「埼玉たてものトラベル」。 埼玉にこれほど多くの、しかも魅力的な建物があるなんて知りませんでした。目次に道造さんの椅子があって。さっそく読んでみましょう)

・卒業制作で「小さな家」をつくりたい。 長時間かけて細密調査・取材(どんな家ができるのか、楽しみです。また報告に来てくださいね)

  学生さんのおかげで ガイドも鍵をじっくり見た
   蝶のような かたち  

・お子さんを連れて女性。 福島の父がさいたまに来て帰った後 「ヒアシンスハウスを見てこなかった」と残念がっている。(お父さまによろしくお伝えください。その際、パンフレットをお送りしてくださいねと差しあげた)

 パンフレットが新しくなり、ガイドするのも楽しみだ。写真も変わりレイアウトも美しい。

・女性は仙台から。(こちらに単身赴任中のご主人の案内です)。(すてきですね。)
 居心地の良い部屋を気に入り、とても愉しんでくださった。 (よい思い出になりますように!

・空間デザインの学生さんなど 15名がいらっしゃった。

   きょうも ありがとうございました。


 

  --人の心を知ることは……人の心とは…

  私は そのひとが蛾を追ふ手つきを あれは

   (中略)

   何かいぶかしかつた。

                  「はじめてのものに」  立原道造

 
   
         風が運んだお客さま   (内側から)

 表をみれば おしゃれなツィード調


 


 レッズの薔薇を写していると近づく女性が、やおら鋏を取り出して目のまえでチョキン!!! 目にもとまらぬ速さです。 剪った薔薇は、すぐさま手提げ袋に入れられて、花も葉も、枝先さえ、まったく見えなくなりました。 堂々とした振る舞いに 声も出ない蛙… 

 

  花はなにも言わないけれど
  風はきっと  

 

 

 

 

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お知らせ

2015-10-10 | 別所沼だより

 

 

   木々が色づきはじめる爽やかなよい季節になりました。 
 
 2015年11月8日(日) 第11 回 ヒアシンスハウス夢まつり の御案内です。

 今年もダンスパフォーマンス・講演「現代美術家立原道造の詩に挑む」・詩の朗読・La Merのみなさんによる合唱など。入場無料です。どうぞお越しくださいませ。

 

 

 

 


 

  詳細は こちらを→   クリック  
さらに +マークをクリックするとかなり大きな文字でご覧いただけます。

   ハウスまえの新しい標識の除幕式もあります。  

 

 

 

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秋の花束

2015-09-19 | 別所沼だより

 待ちのぞんだ快晴です。 鳴きしきる草叢に立原が歌った草ひばりはみつかるでしょうか。 
法師ゼミがせかすように鳴いています。

 

 草のうえにそっと置かれたようなヒアシンスハウス。 奥のポプラはこんなに大きくなりました。
 金木犀の良い香りがしています。 いつのまにか種がこぼれて芽を出した青桐や八つ手の木は、北側の窓をほの暗く装います。

 

 遠出されたか午前は来訪もなく、 立原の詩をノートに書いてじっくり味わった。 もの寂しさを感じる詩篇、音楽が聞こえる詩、一枚の絵のような歌などこころに沁みる花束にして。 ときおり抜ける風が秋を告げる。
 独り過ごす静かなハウス… 先月いらしたUさんが、まるで我が書斎のようとおっしゃったけれど きょうはそんな感じになりました。 Uさんはその日のことをエッセイにしてさっそく送ってくださった。1月に本になるそうです。

 ・大阪の親戚を案内しながら3人で。 絵はがきセット5枚購入。(5枚買うと さらにお好きなのを1枚プレゼントしています) 
・10年くらい前かな、一度来ました。 立原の詩はコーラスでよく知っています。(男性) 
   立原のつながりがこんな近くにあるなんてと感慨深い。
・女性ふたり  ・リピーターさんなど  午後からお客が増えて 来訪12名
  
 今日もありがとうございました。

 


 

 蝶を集める彼岸花  沼の入り口にたくさん咲いています

 

 今までどこにいたの 
 対岸の杭に カワセミが戻っている。 あまりにも遠く きれいに撮れない。

 

 

 

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HAUS・HYAZINTH

2015-08-30 | 別所沼だより

 (ハウスの裏は キノコの山)

 「実際に建ててくださったこと 感謝します」。 そして今 「とうとう ここにいると…   感動します」と入ってこられた女性(栃木)。 ロックグループ ドアーズの好きな曲に「ハヤシンスハウス」があったと口ずさむ。 立原道造が心に留まったのは草野心平記念文学館です。 先月は文芸春秋で立花 隆さんの記事に立原の詩がでてきて、 昨年の視点論点(NHKTV)では「生誕100年 立原道造  小池昌代」もこころに響きつづけている。どうしても見たくなり早朝の仕事を終えてからきました。
  

 「お天気のよい日を選んで… 」とありましたが 

   降りみ降らずみの空に   明かりをつけて

 フロイトにユンク…  映画 「危険なメソッド」
  粟津則夫訳 ランボオの詩  
  好きな中原中也の詩…

 とうとう 2時ころまで楽しんでくださった。 ガイドも刺激をたくさんいただいた。 
  (もっと勉強しなければ…

 

  ささやかな地異は そのかたみに
  灰を降らした この村に ひとしきり
  灰はかなしい追憶のやうに 音たてて
  樹木の梢に 家々の屋根に降りしきつた


 

 午後は デザイン科の学生  建築家など 10名。

     

  草野心平から  つぎつぎ繋がる不思議…
 わくわくしますね 

  ことばは山のように盛りあがり溢れ  ガイドの心にもしみじみ降った
  愉しい時間は 夢のようにすぎます

  さあさあ みんな帰りますよ  (別所沼に カルガモの赤ちゃん)

 3時近く雨戸を閉めていると またひとり学生さん
間に合ってよかった! 課題ですものね。 

 

  ふたたび窓を開けて

  こころよい疲れを残して そろそろ夏が終わります

 

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