桜並木の下、 斜面に花がいっぱいです。 どこまでも続いている。 思わず車を止めて。
花の時季に通ったことがなく、 今まで知りませんでした。
多分、 ずっとむかしから、 毎年忘れず、 黙って咲いていた藪萱草ヤブカンゾウです。 花は一日でしぼむので day lily の名もある
雨に濡れ、 鮮やかさも増している。 きれいね!
萱草ワスレグサわが紐に付く香具山の古フりにし里を忘れむがため 大伴旅人
この花を身につければ憂いを忘れられると信じて… 異郷にあって、 哀しい努力をしたのですね。
花萱草青野の青をさそひだす 甲子雄
朱いろも みどりも 冴えざえとして
-☆-
きょう 見たからって、 忘れ草のことは もう忘れません。 来年も真っ先に見に来ましょう
と思ったら 側にこの立て札。 ナルコユリがあったのかも知れないけれど、 地味で小さいから見落としたか。
まちがいなく ヤブカンゾウですよね。 右は おまけの琉球朝顔
! 7月6日は フリーダ・カーロが生まれた日 たいせつな日を忘れていました。
うしろの正面さん のおかげでわかりました。 ご本人の写真もありがとうございます。
ナルコユリは春の終りに咲きますから(当地)花が見当たらなかったのでしょうね。好みの花で、庭で今年も顔をみせてくれました。ホウチャクソウもよく似ています。こちらの方が上品でしょうか。
アサガオによく似たおまけの花、近年よくみかけますね。名前を知りません。
春になったらナルコユリを訪ねてみます。 ホウチャクソウ、アマドコロ 見分けがつきません。
おまけの花は、 ランチをとったイルクオーレに咲いていました。http://www.alpino.co.jp/05spa/sp_01.html アルピーノ同様、 自慢の店です。 西洋朝顔の一種でしょうか。
ノカンゾウとキスゲ。
何だかごっちゃごちゃになっていました。
名前は違うのに姿が似ている。
「おまけ」の朝顔も、秋10月ごろまで咲いているんですって!西洋朝顔とも聞いていますが、どこか国の名前がついた朝顔とも聞いた気がする…。
自分を分析すると
嫌だわ…拘りがなくなっている!拘ってひとつの尺度が生まれてくる。
自分以外のものごとには関係なく、自分の中での拘りを持って生活し、一人満足してしまう…癖がありました。
ところが…ああ! 今は…ああ!
皆さんは立派です。こだわりって時にはよくない方に使われていますが、拘りがあると物事に対する姿勢がきちんと整理されて、漠然とはしないのですから。
素晴らしいと思います。
花が一重か八重かで、見分けます。 ヤブカンゾウは八重、ノカンゾウが一重。 ノカンゾウは朱、キスゲは黄色、 ほんとうに紛らわしい。この知識、仕入れたばかりです。
西洋朝顔の写真は、11月20日に写したのもあるくらい。 そちらは葉が丸く厚ぼったい、かなり丈夫です。
生き方で言えば、こだわり過ぎは、世界が狭くなる、と思う。 いいえ、もっと深くなるかしら。 蛙は浅くうろちょろするのみです。 昔のツケがまわって、知らないことが多すぎる証拠です。
自分を見詰めるsoraさんも すてきですよ。
フリーダは100年も前に生まれたのですね。
もう少し後だったら、あんなに痛い思いをせずに済んだかもしれないのに、と思うと悲しいです。
そんなこと言ったらキリがないのですけど。
映画を、もう一度見たくなりました。 メキシコの風景にもあいたい。