別所沼だより

詩人で建築家 立原道造の夢・ヒアシンスハウスと別所沼の四季。
     

昨日のこと

2013-10-31 | こころ模様

 

 午後1時過ぎ 電話が鳴った。

 

もしもし 〇〇(長男の名前)
  
 お母さん  〇〇だよ  〇〇・・・
 

   …     (似ているけれど)

  〇〇だよ  〇〇だって

   ? (雰囲気が違う。 似ているけれど… 声の調子 色  微妙なところが違うと思った)
 
     〇〇だよ!  お母さん  〇〇・・ 

 (息子なら こんな言い方はしない)

  「声が違うじゃないの」 

 喉の手術をしたからさ   声が変わって・・

   手術? そんなこと(予め)聞いてない   嘘でしょう?

    手術…  今日 したから 

  きょう?  似てるけど 〇〇じゃない   違うでしょ!

   〇〇だよ 〇〇だよ  〇〇・・

   
声は大きくなり 連呼し  〇〇だよ  〇〇 お母さん! 相手は必死になっている  

   (あまり言われると 似ているような気が…   しないでもない)

そこで とっておきの質問! 

 「じゃあ うちの犬の名前は・・    言ってみて!」

  ロン・・・

  違う !違う !! 全く違う!!!  〇〇じゃないでしょ (大声で叫ぶ)

  ・・・  ・・・ 

    そこで 電話を切った。 


 今になって思う。 騙されたふりをして通報した奥さんも居たんだった。 逃がしたことは惜しかった。  すぐ息子にメール、 手が震え、焦るばかりでなかなか打てない。 

  案の定だった。 安堵しても、時間がたつに連れ怖くなった。 

 今やオレより具体的。 実名を名乗り、父親の不在を確かめ、 一人でいるとわかって切り出した。  名簿を持っていて電話も何もすっかり知られている、 なんて気味が悪い話。

 遅ればせながらナンバーディスプレイの表示、録音など始めた。 自分の声に驚き呆れながら、ガードを固めた。 質問は、家族しか知らないことをたくさん用意している。

  皆さんも お気をつけて

 

 

 

 

 

コメント (2)
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