別所沼だより

詩人で建築家 立原道造の夢・ヒアシンスハウスと別所沼の四季。
     

懐かしい家

2013-10-19 | 別所沼だより

  先月は颱風のため閉室で 2か月ぶりのガイドです。 懐かしい家、 風信子荘。 
先輩!について学べるようにと、新入ガイドさんと一緒でした。 鍵を開けで中に入ると木の香も強く、 新しく感じます。 旗を揚げ、雨戸のカギなどチェック。 明るく楽しい方で、しごとはてきぱき頼もしいこと。 

肌さむい風に揺れる枯草、 静かな沼…
 暑い日々が嘘のよう。

 

 二つの幼稚園が運動会。 曇天を晴らすような可愛らしい歓声が聞こえました。
 弟妹の応援に来ていた児童が入れ替わり立ち代り、 同じ子が何度も顔をみせて、にぎやかなヒアシンスハウスでした。 大人3人、 子供たち数知れず。


     「晩秋」   立原道造

   あはれな ぼくの魂よ
   おそい秋の午後には 行くがいい
   建築と建築とが さびしい影を曳いてゐる
   人どほりの少ない 裏道を

   雲鳥(クモトリ)を高く飛ばせてゐる
   落葉をかなしく舞はせてゐる
   あの郷愁の歌の心のままに 僕よ
   おまへは 限りなくつつましくあるがいい

              (後略)

       

  来る 11月17日(日) 第9回 ヒアシンスハウス夢まつり です。
 ご講演など、 とても楽しみにしています。 立原道造のヒアシンスハウスと
  晩秋の別所沼を ぜひ見にいらしてくださいね。


 

 季節が変わる… 瀕死の蝶が哀れでした。
 これは アカボシゴマダラですね。

 

 

 

  

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