別所沼だより

詩人で建築家 立原道造の夢・ヒアシンスハウスと別所沼の四季。
     

水引に寄す

2013-10-01 | 別所沼だより

 
  稗草にをりふし紅くそよめくは水引草が交じりたるらし     北原白秋

 紅い線描がそよぐ朝、 境内を歩いた。  水引草が群れている。

 
花弁はなく、長さ2~3ミリの萼片の小花が列をなす。 
 萼片は上の三枚が赤、下の一枚が白い。(花おりおり) 
 タデ科の多年草。

 

頂いた絵ハガキは 江戸時代に編纂された
  「庶物類纂図翼」草部から (重要文化財) 


   

    海根 (俗名 美豆比木(みずひき)
     



 

      鰯雲甍担がれてうごき出す  波郷

 空を見上げることが多くなった。 今日から10月、秋が深まる。

     ※ blogを 少しお休みします。

 

 

 

コメント
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