稗草にをりふし紅くそよめくは水引草が交じりたるらし 北原白秋
紅い線描がそよぐ朝、 境内を歩いた。 水引草が群れている。
花弁はなく、長さ2~3ミリの萼片の小花が列をなす。
萼片は上の三枚が赤、下の一枚が白い。(花おりおり)
タデ科の多年草。
頂いた絵ハガキは 江戸時代に編纂された
「庶物類纂図翼」草部から (重要文化財)
海根 (俗名 美豆比木(みずひき)
鰯雲甍担がれてうごき出す 波郷
空を見上げることが多くなった。 今日から10月、秋が深まる。
※ blogを 少しお休みします。