別所沼だより

詩人で建築家 立原道造の夢・ヒアシンスハウスと別所沼の四季。
     

秋の空

2011-09-07 | アートな時間

  ようやく、 からりと晴れて青空がのぞいた。 深い青のセルリアンブルー。 そんな青を湛えるガラス瓶は、 出張先シリアのお土産として、 1999年次男から届いた。 高さ9センチ、底径4.5センチ ラメ入り模様はエナメル彩、 先日学んだばかりだ。 吹きガラスの製法を発明したのはローマ帝国時代のシリアだった。

 

  天秤テンビンとガラスの花は、 イランのものか。 
 
  
 

  安価な土産も並べてうれしい、 知らない土地の風が吹く。

      青柚子の葉よりも青き九月かな    青龍

      秋の空露をためたる青さかな      子規