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ドアの向こう

日々のメモ書き 

予期せぬお客

2006-10-21 | 別所沼だより

 メタセコイアの衣更えがはじまっていた。 色づいたのや、葉が落ちてしまったのもある。 と言うよりは、アメリカシロヒトリにやられたのか。 道、ベンチ、幹、あらゆる所に蠢く虫。 ぱらぱら降ってくる始末だ。 身震いしながら通る。
 雨戸を開けると、予期せぬ客が待っている。 桟のかげで蛹になったり、数匹かたまって隠れているのもある。 最初から掃き出したり落としたり大わらわだ。 
されど、爽やかな晴れ。 ボランティアも3度目で、ガラス戸の特殊な鍵あけにも慣れてきた。 吹き抜ける風もきもち良く、来場者でにぎわいそうだ。
 きょうもふたり。 ご一緒したのは、 まだ小さなお子さんがいらっしゃるという若い奥さん。 ご主人に預けてガイドに向かわれる、その向学心に感動する。 子育てに振り回されていた我が身を思うと、アクティブなこの方に拍手を贈った。 
 ノートに建築の方から申し送りがしてある。「朝来ましたら 窓台と柱をから拭きして下さい。10年後には すごく光って美しいものになります」 10年、20年後。 ハウスはどのように変わっていくのだろう。 楽しみである。 

 吟行のグループ20名ほど見かけ期待をした。これから何カ所も巡るそうで、そのうちの3名が見学。 どうぞ良い句ができますように!
 ・堀辰雄や立原道造にあこがれ続け堀さんと懇意にしている、ご本人は病につき代理で見学。 おだいじに。 パンフレットを差し上げた。
 ・記念館は何度も見ている、そちらでヒアシンスハウスを知った。 感無量!
 ・毎日ここを通っていたが、初めて気づいた。2年前に出来ましたとご説明する。 
・休憩所?の質問あり。   

 見学者22名。 かち合うので応対に追われる。 
 メタセコイアの葉が水面を覆っている。 腐らないで底に堆積しているらしい、重機が入って採るのだろうか。 湖沼浄化試験、護岸工事の柵は当分はずれそうもない。 
   
             -☆-

  2006年11月3日 (金・祝) 10:30~18:00
  「ヒアシンス夢まつりⅡ」(竣工2周年記念事業) ヒアシンスハウス前庭、観覧無料
1 「和紙に描くおはなしワークショップ」
2 ごあいさつ 「ヒアシンスハウス竣工2周年―市民文化のシンボルとして」
  北原立木 (ヒアシンスハウスの会代表)
3 「水引草は風に立つ-オカリナ演奏と立原の詩のひととき」
4 「すると庭が騙されて小さな薔薇の花をつける」 (立原道造「暦」より)
5 ダンス・パフォーマンス「夢を踊るⅡ」(仮称)
6 フィナーレ:「交流・懇親パーティー」     詳細はこちら


 立原道造全集 全5卷 筑摩書房 A5変形判・上製・貼函入・平均680頁 
   2006年11月8日発売   第一巻 
   2007年3月22日発売   第二巻   
    以降、中三ヶ月あけて刊行              
コメント
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