退屈日記

とりあえず日々のつれづれを。

「ご縁」について

2013-04-19 02:25:19 | Weblog
晴れ。だったか。

久方ぶりにクインビーへ行く。
寝られても5時間というマスターの疲れた顔がやや心配。

今日こそは食べものを注文しようと思いつつ
案外お客さんが来たのでタイミングを逃す。

昔の店の知り合いにもらったという焼酎をいただく。
その彼女はこちらのことを覚えているらしいのだが全く思い出せないのが申し訳ないような。

その一方。

昨日彼と別れたという若い女子の声が聞こえてくる。
彼女は「昔ながらの男」を好むタイプのよう。

仕事の話を遠慮なくしてくれる男がいいと盛んに言っていたけれど
あれこれ耳にするうちにどうやらある種の男にとって「都合のいい女」だと判明する。

「今日だけは聞いてください」と上司に言うのがいかにも。
実は彼氏に結構貢いでいたりする「ダメんず好み」らしい。

その友人と思しき女子が途中でやってきて
しばらく居た後でそそくさと帰ったあたりが面白いところ。

きっと「めんどくさい女」なのだろう。
そのあたりは傍で聞いているだけで十分にわかった。

さて。

小林信彦「読書中毒 ブックレシピ61」を古本屋で買って再読。

何度目かはわからないものの読むたびに感嘆しきりの一冊。
著者はもう「傘寿」を越えた模様。

何がキッカケだったかはこれまた忘れてしまったとはいえ
読者としても長い「お付き合い」になる。

確か昔に景山民夫が誉め言葉として「困ったオッサン」と呼んでいたのだが
この「天才」が「主流」にならないわが国の「貧しさ」よ。

読み返すに足りないあれこれの本を思えば
ここまで「飽きさせない」のは「なんのせいか」と思いたくなるほど。

おそらく今後もさらに「発見」があることだろう。
「断簡零墨」ならずとも「読み落とし」は「人の常」だから。
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