退屈日記

とりあえず日々のつれづれを。

「水という貴重な資源」について

2013-12-05 01:23:52 | Weblog
快晴。連日。

フレッド・ピアス「水の未来」を途中まで読む。

世界各地の川や湖は干上がり
かつて続々と建設されたダムはむしろ人為による洪水の原因となっている模様。

ただし低開発国における「自然な洪水」は
あながち「悪いこと」ではないということもあるらしい。

実例が豊富に出てくるのでコワさは増す。
ただしそれでどうしたらいいのかが知りたいところではある。

先日風呂に入っている最中に突然ガスが止まった。
ガス会社のミスのせいだとわかり外にあるスイッチの長押しで事なきを得たものの。

久方ぶりにシャワーでなく浴槽からお湯を汲み出してあれこれやったら
思った以上にお湯が減るのに驚いたのがきっかけで借りてみたのだけれど。

蛇口をひねったりボタンを押すだけで水やお湯が出るのに慣れた身としては
水不足のせいで漁業あるいは農業をあきらめ生活を変えるしかない人々はいかにも「遠い」。

わが国の例を出すなら「諫早湾干拓事業」か。
ここでは漁業と農業の対立が生まれてしまう「構図」がもたらされて。

あるいは結局民主党が止められずに終わった「八ッ場ダム」も。
もちろんこれ以外にもいろいろあるのだろう。

「島国」であるせいで少なくとも他国に影響を与える環境にはないとはいえ
「恵まれた環境」を大切にしないと。

このところの「異常気象」で「未来」はますます予想しにくくなってきている。
「できるだけいい方策」が「権益」や「思惑」と関係なく行われなければならない。
コメント
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