退屈日記

とりあえず日々のつれづれを。

「灰色であること」について

2013-12-12 01:19:41 | Weblog
晴れ。出がけには地面が濡れていた。

佐倉統編著「科学の横道」を読む。

「横道」に期待したものの思ったほどの「収穫」はなし。
いっそのこともっと「王道」を行くべきだったかも。

どうやら編者には「文系・理系」という区別がありすぎて
その「当然」を「斜めに超えたつもり」がインパクトの弱さにつながった模様。

「センス・オブ・ワンダー」を知っていることと実際にそれを伝えることは別。
なかなか難しいものではある。

大櫛陽一「メタボの罠」を読む。

「メタボリックシンドローム」というのが
実は厚生省と製薬会社と医者による「デッチ上げ」だという「告発」。

何事においても重要なのは
「どこからどこへ金が渡っているか」。

TV局がスポンサーにマイナスな情報を採り上げられないのと同様。
もっともこの場合はさらに「悪質」ではあるけれど。

そもそも「健康増進法」などというつまらん法律もある。
人がどう生きようがゴチャゴチャ言うべからず。

「異常な健全さ」は必ず「毒」を生み出す。
「寿命」という言葉の持つ意味をあらためて噛みしめたいもの。

われわれの感じる「理不尽」は人間以外の世界ではむしろ「常識」。
「自然の摂理」として最終的には受け入れるよりないだろう。

ただし気をつけなければならないのは
われわれが「自然=環境」を変える力を持っていること。

「白」と「黒」を認識しつつ「灰色」を生きるあたりが「穏当」か。
というより実はそれしかできなかったりするのだけれど。
コメント
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