晴れ。おだやかな日が続く。
船山信次「毒と薬の世界史」を読む。
毒はクスリ、クスリは毒。
時には不老不死の夢も乗せて。
北里柴三郎、志賀潔、鈴木梅太郎、高峰譲吉など懐かしい名前がある一方で
「世界史」らしくクレオパトラやジャンヌ・ダルク、パラケルススや錬金術などについても。
とりわけ前半の日本に関する部分はまるで「日本史講義」。
古文書を追いかけるとそういうことにもなるのか。
「ヒロポン」の語源は「仕事好き」にあるらしい。
わが国における戦争直後の流行ぶりが思い出される。
「消毒法」を生み出したゼンメルワイスの不遇ぶりは哀しく
明治期の外国人たちがもたらした「恩恵」にはなるほど。
それぞれに興味深く拝読した次第。
もう少し「面白エピソード」を増やしたらさらに読みやすいのだがそれは贅沢か。
個人的にはアルコールとニコチンとカフェインの中毒程度で済ませてはいて
今のところ「不健康に暮らせる程度の健康」は維持できている。
「身体に悪いことは心にいい」などとうそぶいたりしているけれど
いざ病気になったらどうなることやら。
とりあえずそれほどストレスのない暮らしは確保できているので
どうにかなるさとグズグズ。
むしろそのことが「健康」にとって重要だと思われるのだが如何。
いずれにしても「寿命におまかせ」な態度は変わることがなさそう。
船山信次「毒と薬の世界史」を読む。
毒はクスリ、クスリは毒。
時には不老不死の夢も乗せて。
北里柴三郎、志賀潔、鈴木梅太郎、高峰譲吉など懐かしい名前がある一方で
「世界史」らしくクレオパトラやジャンヌ・ダルク、パラケルススや錬金術などについても。
とりわけ前半の日本に関する部分はまるで「日本史講義」。
古文書を追いかけるとそういうことにもなるのか。
「ヒロポン」の語源は「仕事好き」にあるらしい。
わが国における戦争直後の流行ぶりが思い出される。
「消毒法」を生み出したゼンメルワイスの不遇ぶりは哀しく
明治期の外国人たちがもたらした「恩恵」にはなるほど。
それぞれに興味深く拝読した次第。
もう少し「面白エピソード」を増やしたらさらに読みやすいのだがそれは贅沢か。
個人的にはアルコールとニコチンとカフェインの中毒程度で済ませてはいて
今のところ「不健康に暮らせる程度の健康」は維持できている。
「身体に悪いことは心にいい」などとうそぶいたりしているけれど
いざ病気になったらどうなることやら。
とりあえずそれほどストレスのない暮らしは確保できているので
どうにかなるさとグズグズ。
むしろそのことが「健康」にとって重要だと思われるのだが如何。
いずれにしても「寿命におまかせ」な態度は変わることがなさそう。