退屈日記

とりあえず日々のつれづれを。

「是非なもの」ふたつ

2010-11-05 03:23:36 | Weblog
晴れ。今日から通常モードに。

萩谷朴「語源の快楽」の続きを読む。

たとえば「けんもほろろ」の「けん」が雄雉で「ほろろ」が雌雉だということ。
著者の名前でもある「朴」は「切り出したまま手を加えていない材木」だということ。

妻(奥方・奥さん)のことを「山の神(上)」とも言うのは
いろは四十七字の「うひのおくやま」の「やま」の上に「おく(奥)」があるからという説もあったり。

「さばをよむ」の「さば」は日常の食膳から少量の飯粒を取り分けて小鳥になどに与える
「施餓鬼(せがき)」が一般に行き渡ったもので「散飯」または「生飯」と書くことなど。

とにかく内容が濃すぎていつものペースで読み進めることができない「うれしい悲鳴」。
「言葉」に少しでも興味のある向きは是非。

同じ著者の「ボクの大東亜戦争 心暖かなスマトラの人達、一輜重兵の思い出」も
図書館で借りてきたので楽しみ。

マル激で500回記念を観る(今回は誰でも観られる回)。
「本物のジャーナリスト」を育てようとする神保哲夫の「まっとうさ」を知ろう。

「100年計画」の「10年目」だから「一合目」ということらしい。
「意気に感ず」とはまさにこうした志にピッタリな言葉のはず。

繰り返すが「タダの地上波」のみの情報だけではどうにも「世界」はわからない。
ひと月500円で観られるのでこちらも是非。
コメント
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