退屈日記

とりあえず日々のつれづれを。

シンガーソングライターとしての弾厚作

2010-11-03 04:46:17 | Weblog
つれづれにyoutube。

1937年(昭和12年)生まれのスターは今年73歳になった。
「永遠の若大将」の姿を確認しておこう。

http://www.youtube.com/watch?v=DVrZVBINU2k&feature=related

この後をずっとたどっていただきたい。

明るいその姿は昭和の若者たちに圧倒的な影響を与えたはず。
「幸せ」という抽象的なものが具体的になったということか。

下手したら相手を傷つけるような「屈託のなさ」はそれゆえに
「違う世界」を見せて魅了したのだろう。

もちろん誰もがこんなことが出来るわけもないし
個人的にはあれこれあったことも知らないではない。

ただしこういう存在を生み出せる「贅沢」というものがあったなら
おそらくどんな「貧乏」な人も許したのではないか。

「スター」という型で人々に「平等に与えられる幸福」というものがあるとしたら
それは決して悪くない。

そして「シンガーソングライター」はおそらくここに始まっている。

「無邪気さ」の素敵さはこういうところにある。
誰もが「同じ夢」を見ていた頃のことだけれど。
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連休五日目

2010-11-03 02:19:15 | Weblog
晴れ。窓を開けると風が冷たい。

今日も家の前の喫茶店でブランチ。
マンガ「風が如く」を読む。

16歳の自由奔放な石川五右衛門が
「自分がほしいものがお宝だ」というのがポイント。

あどけない少女なかぐや姫のせいで現代から呼ばれた少年は
とまどいながら彼やその他歴史上の人物たちの魅力に惹かれて。

信長、秀吉、道三、光秀、勝家や坂田金時、パンダも登場。
「桃太郎」の話もからみつつ百地三太夫が五右衛門の師匠だったりする設定。

リチャード・ウィルキンソン+ケイト・ビケット「平等社会」を読む。

統計資料を元にあれこれの「傾向」を語る内容。
要は「みんな幸せな方がうまくいく」ということ。

ある種のことに着目すると思いがけない「事実」が出てくるのはわかるけれど。
あらかじめ決められた「目標」に向かっておずおずと「証拠」を出している趣き。

この手の「作業」はおそらく誰にでもできて
「知的刺激」があまりになさすぎるのが残念。

その後大して興味もない日本シリーズを見ながら時間をつぶして
久方ぶりに近所の飲み屋へ行く。

客はいかにもくたびれた関西出身の単身赴任のオッサンひとり。
やがて「おねーちゃんにメールするために」という口実で帰った。

ママさんに「タバコの量減った?」と聞かれる。
当然のように「全然気にしてません」と答える。

サービスで鶏のレバーをちょいといただく。
その他にはビールと焼酎二杯とブロッコリ・ベーコン。

長島好きな彼女の影響か息子さんも幼い頃巨人ファンだったとのこと。
ただしかつて試合の帰り道に中日ファンから「地元なのに恥ずかしくないのか」と言われたそう。

息子さんは仕方なくかぶっていた巨人の帽子を脱いで手提げ袋にしまったと。
自分にも同じような経験があったことを話す。

「そういうことって忘れないのよね」と言うママさん。

独り言のように何気なく言う風情が素敵。
束の間の「昭和」を味わって帰宅。

ちょいと眠って飲み直し。
さて、今宵もいつものように。
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