メロンの漬物

今日も今日とて買い物に出ると…

「社長好みの変な野菜はいってますよ！」

と、いつものように八百屋の兄ちゃんに声をかけられる私。

「そんな、あんたなぁ、変な野菜ばっかり言われてもな～。
で、いったいどんな？」

「そうそう、そうこなあきせんよ！
今日はほい、これ！」

「これ？なにこれ？」

「え～、マスクメロン。」

「え～！？マスクメロン～？」

「そう、その小さいやつですねん。」

言われれば小さいくせに丁寧に紙に包まれ偉そうだ。

「で、これどうやって食べるん？」

「う～ん、ぬか漬け？」

「そういや、たまに奈良漬けであるなぇ…
ちゅうか、あんたまだ食べたことないんかいな？」

「はい、まだ。でも面白そうでしょう？」

「うん、確かに…」

というわけで買ってきたのがこういうもの。


ベイビーマスクメロン

小さくてまだあの網目模様が出ていないらしいけれど、
あの模様が出た皮は固くて食べられなくなるそうだから、
つまり、これはこのまま丸ごと食べられる？

でもいったいどうやって…？

そこでネットで調べてみると、なるほどなるほど…

地方によってはポピュラーなようで、確かに漬物にして食べておられる方が多い。
そういうわけで、私もさっそく漬物にしようと思いましたが、
たったこれだけのためにぬか床を用意するのもたいそうなので、
今回は調味液につけてみました。

その配合はこんな感じ。
白出し（５倍希釈用）１、砂糖１、酒１、塩１/2

で、食べれるとはいえ、皮がしっかり固そうなのでくし形にカット。
その後冷蔵庫で一日。




程よく漬かったかわいいメロンは、ご飯のおともにお酒のあてにピッタリ！
さすがにあの香こそしませんが、ほのかに甘く繊細な味。
歯ごたえも、やわらかいのに、しゃっきりしていてウリとは全然違う。

これは美味しい！

今回は試しに二個しか買わなかったけれど、
また次回出ていればもう少し買って大目に漬け込もう！

（*^人^*）