昨日は先日旅立った以蔵との最後のお別れを済ませてきました。
あの子が逝ってしまってからの5日間は、
もう動かないながらも、いつものままの姿で部屋の中に横たわっていたので、
何度も何度も、頭をなぜ、体をさすり、時には寄り添い、
そうして残ったわずかな時間を共に過ごしました。
何ら変わらぬ可愛いアンヨ。
そうそう、また友人に無理言って焼いてもらおうと、
粘土であの子の足型もとりました。
そしていよいよその時間が来たので、以蔵を抱きかかえ家を出て、
共に出る最後のお散歩と、ドライブ。
しっかりと抱え込んでいるのは、よく遊んでいたこのおもちゃ。
噛みしめてよし!
引っ張ってもよし!
でも、あちらに持っていくことは出来ないので、
以蔵の大切な思い出の品として、私たちの手元に置かせてもらうことにしました。
そしてやがて式場につき、本当に最後の最期にぎゅっと抱きしめさせてもらい、
以蔵を空に送りました。
帰り道、小さくコンパクトになった以蔵を膝に抱き、
ああ、ずいぶん軽く小さくなっちゃったな…
そう、思いつつも、私の心の中では一つの区切りがつき、
まだまだ不意に泣いてしまうことはあるだろうけれども、
それでも、明日からまた頑張れる!
そういう気持ちになっておりました。
だからやはり、こういう葬祭というのは残った者たちに対してこそ必要なんだと再確認。
だって、逝ってしまった以蔵は、
あれこれ思い返し、いろいろ考えても、絶対私たちといて幸せだったはずだから、
決してかわいそうではない。
以蔵は以蔵で、最高の生き方をし、そして最後を迎えたわけだから。
だから以蔵がかわいそうだとは絶対思えないので、そこは辛くない。
いま私たちが辛いのは、ただただ以蔵がいなくなってしまったから。
それが悲しく寂しく、やりきれない。
でも、こうしてきちんと送り、
そしてお骨を腕に抱くと、なんだか、一つのステップを越えれた気持ちがするのです。
思えば毎回こうでした。
決して慣れることはないけれども、
何とか乗り越える、そういう方法をあがきあがき、探っている。
そんな感じ。
そんなことを、小さくなった以蔵を先代たちの中に並べながらしみじみ思いました。
ああ…
それにしてもここ数年間に毎年毎年。
特に今年はいきなり3頭も見送ることになってしまったので、
やはり寂しくて仕方がないのです。
ですので、明日からしばらくは、
とても楽しかった以蔵との日々のお話をさせていただきたいと思います。
「まだちょっとボクのお話し続くねん♪」
あの子が逝ってしまってからの5日間は、
もう動かないながらも、いつものままの姿で部屋の中に横たわっていたので、
何度も何度も、頭をなぜ、体をさすり、時には寄り添い、
そうして残ったわずかな時間を共に過ごしました。
何ら変わらぬ可愛いアンヨ。
そうそう、また友人に無理言って焼いてもらおうと、
粘土であの子の足型もとりました。
そしていよいよその時間が来たので、以蔵を抱きかかえ家を出て、
共に出る最後のお散歩と、ドライブ。
しっかりと抱え込んでいるのは、よく遊んでいたこのおもちゃ。
噛みしめてよし!
引っ張ってもよし!
でも、あちらに持っていくことは出来ないので、
以蔵の大切な思い出の品として、私たちの手元に置かせてもらうことにしました。
そしてやがて式場につき、本当に最後の最期にぎゅっと抱きしめさせてもらい、
以蔵を空に送りました。
帰り道、小さくコンパクトになった以蔵を膝に抱き、
ああ、ずいぶん軽く小さくなっちゃったな…
そう、思いつつも、私の心の中では一つの区切りがつき、
まだまだ不意に泣いてしまうことはあるだろうけれども、
それでも、明日からまた頑張れる!
そういう気持ちになっておりました。
だからやはり、こういう葬祭というのは残った者たちに対してこそ必要なんだと再確認。
だって、逝ってしまった以蔵は、
あれこれ思い返し、いろいろ考えても、絶対私たちといて幸せだったはずだから、
決してかわいそうではない。
以蔵は以蔵で、最高の生き方をし、そして最後を迎えたわけだから。
だから以蔵がかわいそうだとは絶対思えないので、そこは辛くない。
いま私たちが辛いのは、ただただ以蔵がいなくなってしまったから。
それが悲しく寂しく、やりきれない。
でも、こうしてきちんと送り、
そしてお骨を腕に抱くと、なんだか、一つのステップを越えれた気持ちがするのです。
思えば毎回こうでした。
決して慣れることはないけれども、
何とか乗り越える、そういう方法をあがきあがき、探っている。
そんな感じ。
そんなことを、小さくなった以蔵を先代たちの中に並べながらしみじみ思いました。
ああ…
それにしてもここ数年間に毎年毎年。
特に今年はいきなり3頭も見送ることになってしまったので、
やはり寂しくて仕方がないのです。
ですので、明日からしばらくは、
とても楽しかった以蔵との日々のお話をさせていただきたいと思います。
「まだちょっとボクのお話し続くねん♪」