以前からお話ししておりますように、ミニーちゃんは、
ただいま乳がんの腫瘍を抱えながらも、一生懸命頑張っております。
前回もお話ししましたように、只今お腹全体に腫瘍が広がり、
それらが内側から盛り上がりすぎたため表皮を裂いてじわじわと顔を出し出血している状態。
ちょうど、お腹の縦方向にファスナーをつけたような感じで、見ていてとても痛々しいのです。
特に一番最初に大きくなった腫瘍はどんどん自壊をはじめ、血膿を大量にあふれさせております。
さらに最近では、前足の両脇にも腫瘍ができはじめ、はっきりと盛り上がってきており、
部分的に出血していたりしております。
ですので今は朝晩二回、患部を消毒薬できれいに洗い、
そこに軟膏を塗り、その後保護のためワセリンを厚く塗り、
また患部周辺にもう体液によるかぶれが出てしまうのでワセリンを広く塗り、
その上に重ねた脱脂綿を乗せ、例の母乳パッドを当てたうえで、マナーベルトを装着させております。
ただ、陰部周辺については排せつの関係でどうしてもふさぐことができないので、
尻尾の根本付近にワセリンを塗った脱脂綿を固定しております。
するとこの子は尻尾を巻き込んで寝るので、
ちょうど尻尾に巻いた脱脂綿が、陰部の患部に当たり保護してくれるのです。
うん、これは我ながらナイスアイディア!
「快適です♪」
そういうわけで、全面全体が腫瘍で腫れあがっているためにかなり動きがとりづらくなっており、
特にうしろ脚は全体にむくみがひどく思うように動かせず力も入れづらい状態。
ですので、しばらく横になっていたりした後は自力で起き上がることができなくなってしまい、
最近では寝床でのそそうが続いております。
とはいえ、オシメをつけると、さらに股間を圧迫するため動きづらそうなため、
今は寝床にペットシーツを敷き、その上にタオルを敷いて寝かせております。
そうすれば、そそうしても体の汚れが最小限で済むのであの子も楽なので。
ただ獣医さんのお話しでは、
幸い、乳腺はほかの部位に比べて神経が少ないため、腫瘍自体の痛み自体はさほどないとのこと。
とはいえ、裂けた皮膚はどう考えても痛いはず。
ですがどうぞご安心を。
こんな状態のミニーちゃんですが、何も毎日苦しいことばかりなわけではありません。
以前に比べれば少し落ちたものの、旺盛な食欲は健在で、
毎回ご飯の時は、「おいしい~!うれしい~!」。
また、私に抱っこされて甘えるのはとても好きなので、
寝室での寝る前の抱っこタイムは、「うれしい!うれしい!」
と、長い体をくねねくねと丸めてそのまま寝てしまうほど。
で、調子のよい日には大好きなベランダに出てうろうろし、
「楽しい!楽しい!」と大満足しておりますから。
ちょうど先日のお休みの日も、
「クンクンクン…」
「ややっ!」
「ふむふむふむ…♪」
とまあ、こんな感じでまだまだ楽しいこと、嬉しいことがいくつもあり、
その都度、ふわふわの飾り毛のついた尻尾を大きく揺らし喜んでくれるので、
それを見る私も、心から嬉しくなるのです。
そんなわけで、なかなか日記には登場しないミニーちゃんですが、一生懸命頑張っております。
(*^人^*)