さて、ずいぶん間延びさせ引っ張ってきているこの記事。
実は今回で最終回なのですが、
書き終えちゃうとぷーと別れねばならないような気が少しするので、
ついつい、先延ばししてしまっていたんです。
でもそうもいかないので、今回アップしますね。
(=^^=)ゞ
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
さて、そういうわけで小さな体でとても大きな大きな仕事をしてくれ続けたぷーさん。
ですが、やはり年齢には逆らえず、昼間は寝ている時間が増えてきて、
体の方もまずは目、そして足腰と、徐々に変化が出始めました。
そのことは、私たちには大きなショックでしたが、
当の本人(犬)は、ケロッとした感じで、
「見えなくとも、ちゃんと覚えているから歩けるわよ。」
と、家の中はもちろんのこと、人通りの激しい商店街でも、
まるで見えているかのごとくすいすいときれいに歩いては私たちを驚かせました。
(「商店街の子」参照)
そしてまた体の変化とともに、性格の方にも変化が表れ始めたのです。
それまでは、どちらかというと、いつも自分を抑え前に出なかった子が、
「わたしも!私も!」
と、しっかりと主張し出し、そして時には我を通したがる甘えたさんへ。
そう、まるで仔犬時代に戻ったかのようになってゆきました。
この様子が私たちにとっては、やっとぷーさんが我慢しなくなってきたように感じられたので、
可愛らしく、嬉しく思えたため、「ぷーの赤ちゃん返り」とそう呼び、ほほえましく対応しておりました。
ね、本当に赤ちゃんみたいでしょう?
そして以前は本当に食が細く、あれほど食べさすのに苦労したにもかかわらず、
17を過ぎたあたりからは、やたら食欲が旺盛になり、
時にはご飯の時間以外でも
「わん!わん!(ごはん!ごはん!)」
と催促するほど。
そして食べればその後はよく眠る。
すでに大きさは完全に抜かれてますが、そこはさすがに親子!
息子のぽちと同じポーズです。
そして休みの日ともなれば、元気に公園へ出向き元気にお散歩。
この時にはすでに完全に失明していたのですが、
しっかりした足取りで、毎回非常に驚かされました。
<iframe width="560" height="315" src="https://www.youtube.com/embed/yBz50F4qMD8" frameborder="0" allowfullscreen></iframe>
そして17の秋に長寿犬で表彰を受けた際もまだまだ元気で、
そしてきれいな姿だったので、
「このまま、このまま。」
と、ついつい、そう願って知っておりました。
そしてその願いが通じ、
大した騒動もなく翌年無事18歳の誕生日を迎えることができたのです。
うん、相変らず綺麗でかわいい!
しかし、それは見た目だけのことであったのか、
この誕生日を過ぎたのち、嘔吐したかと思うと食欲をなくし、
そして以前にもまして、ひたすら寝ていることが多くなりました。
それでも、なんとかあの子の好む食べものをと、
フードを変えてみたり、お肉を焼いてみたり、
はては、パン、ケーキ、ハンバーグ(玉ねぎ抜き)、ソーセージなどなど、
本来犬 には与えるべきではない食べものたちを、
それでも食べさえしてくれればと、、せっせと用意する日々。
最初の頃は、それでも少し食べたりしてくれていたので、その都度一喜一憂。
ですがやがてそれらにも全く反応しなくなったので、
その後は流動食を直接口の中へ。
少しでも何か食べてくれれば!
そういう思いだったのですが、今思うとそんなことをしてみても、
すでにあの子の中には様々な病気の塊がすでに深く巣くい、
もう誰にももうどうにもすることができない状態になっていたのでしょう。
5日ぶりに食事をとってくれたと大喜びしたその次の日。
いきなり発作を起こし、そのまま旅立ってしまいました。
この姿まで、私には美しく、愛おしくてたまりません。
しかし、やはり最後までぷーはぷーさんでした。
どんなに調子が悪くとも、自分で起き上がり、おトイレまで歩き、きちんと用を足す。
そして、また寝床にちゃんと戻り大人しく寝る。
そしてまた私たちが抱き上がると、
それがちゃんとわかっているかのように、しっぽを振ってこたえてくれました。
本当に最後の最後まで、しっかりとしたお利口さんで、
そして上品で、可愛らしく美しかった。
こういう生き方は、人でもそうそうできないと思います。
ですので、我が家ではぷーさんは、歴代の犬の中でも別格扱い。
むろん、今までのどの子も素晴らしい子達なのは間違いないのですが、
その中でもぷーさんは、特別の「伝説ドッグ」として語り継ごうと思います。
実際今いる子たちによく私たちはこういう言い方をしてしまいそうになるのです。
「ぷーさんはこういうことせんかったぞ!」
ですが口にはしません。
だって、ぷーさんのような子はそうそういるはずもないし、
どの子もぷーさんの代わりの子であるわけではないのだから。
だからこそ、今後もぷーさんは唯一無二。
我が家の中で伝説のわんことして今後も輝き続けるのです。
(*^人^*)
そしてこの秋。
実は、ぷーさんの最後の晴れ舞台があったのです。
それは、大阪府・市の獣医師会で行われている「長寿犬表彰」。
昨年17歳の表彰してもらっていたので、今年も18の誕生日を無事迎えられたのち申し込みをしていたのです。
そして、そのひと月ほど後にぷーは逝ってしまいました。
ですが、表彰の資格はそのまま有効であったため、
先日無事に表彰を受けることができたのです。
今年も表彰状とともに記念の写真入りマグカップをいただきました。
この写真は18の誕生日あたりに撮影したものですが、
やはり、ぷーらしく凛とし、とてもきれい。
我が娘ながら本当に誇らしく思います。
ですので、前回のものと同じく、これは我が家の家宝なのです。
(*^人^*)
実は今回で最終回なのですが、
書き終えちゃうとぷーと別れねばならないような気が少しするので、
ついつい、先延ばししてしまっていたんです。
でもそうもいかないので、今回アップしますね。
(=^^=)ゞ
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
さて、そういうわけで小さな体でとても大きな大きな仕事をしてくれ続けたぷーさん。
ですが、やはり年齢には逆らえず、昼間は寝ている時間が増えてきて、
体の方もまずは目、そして足腰と、徐々に変化が出始めました。
そのことは、私たちには大きなショックでしたが、
当の本人(犬)は、ケロッとした感じで、
「見えなくとも、ちゃんと覚えているから歩けるわよ。」
と、家の中はもちろんのこと、人通りの激しい商店街でも、
まるで見えているかのごとくすいすいときれいに歩いては私たちを驚かせました。
(「商店街の子」参照)
そしてまた体の変化とともに、性格の方にも変化が表れ始めたのです。
それまでは、どちらかというと、いつも自分を抑え前に出なかった子が、
「わたしも!私も!」
と、しっかりと主張し出し、そして時には我を通したがる甘えたさんへ。
そう、まるで仔犬時代に戻ったかのようになってゆきました。
この様子が私たちにとっては、やっとぷーさんが我慢しなくなってきたように感じられたので、
可愛らしく、嬉しく思えたため、「ぷーの赤ちゃん返り」とそう呼び、ほほえましく対応しておりました。
ね、本当に赤ちゃんみたいでしょう?
そして以前は本当に食が細く、あれほど食べさすのに苦労したにもかかわらず、
17を過ぎたあたりからは、やたら食欲が旺盛になり、
時にはご飯の時間以外でも
「わん!わん!(ごはん!ごはん!)」
と催促するほど。
そして食べればその後はよく眠る。
すでに大きさは完全に抜かれてますが、そこはさすがに親子!
息子のぽちと同じポーズです。
そして休みの日ともなれば、元気に公園へ出向き元気にお散歩。
この時にはすでに完全に失明していたのですが、
しっかりした足取りで、毎回非常に驚かされました。
<iframe width="560" height="315" src="https://www.youtube.com/embed/yBz50F4qMD8" frameborder="0" allowfullscreen></iframe>
そして17の秋に長寿犬で表彰を受けた際もまだまだ元気で、
そしてきれいな姿だったので、
「このまま、このまま。」
と、ついつい、そう願って知っておりました。
そしてその願いが通じ、
大した騒動もなく翌年無事18歳の誕生日を迎えることができたのです。
うん、相変らず綺麗でかわいい!
しかし、それは見た目だけのことであったのか、
この誕生日を過ぎたのち、嘔吐したかと思うと食欲をなくし、
そして以前にもまして、ひたすら寝ていることが多くなりました。
それでも、なんとかあの子の好む食べものをと、
フードを変えてみたり、お肉を焼いてみたり、
はては、パン、ケーキ、ハンバーグ(玉ねぎ抜き)、ソーセージなどなど、
本来犬 には与えるべきではない食べものたちを、
それでも食べさえしてくれればと、、せっせと用意する日々。
最初の頃は、それでも少し食べたりしてくれていたので、その都度一喜一憂。
ですがやがてそれらにも全く反応しなくなったので、
その後は流動食を直接口の中へ。
少しでも何か食べてくれれば!
そういう思いだったのですが、今思うとそんなことをしてみても、
すでにあの子の中には様々な病気の塊がすでに深く巣くい、
もう誰にももうどうにもすることができない状態になっていたのでしょう。
5日ぶりに食事をとってくれたと大喜びしたその次の日。
いきなり発作を起こし、そのまま旅立ってしまいました。
この姿まで、私には美しく、愛おしくてたまりません。
しかし、やはり最後までぷーはぷーさんでした。
どんなに調子が悪くとも、自分で起き上がり、おトイレまで歩き、きちんと用を足す。
そして、また寝床にちゃんと戻り大人しく寝る。
そしてまた私たちが抱き上がると、
それがちゃんとわかっているかのように、しっぽを振ってこたえてくれました。
本当に最後の最後まで、しっかりとしたお利口さんで、
そして上品で、可愛らしく美しかった。
こういう生き方は、人でもそうそうできないと思います。
ですので、我が家ではぷーさんは、歴代の犬の中でも別格扱い。
むろん、今までのどの子も素晴らしい子達なのは間違いないのですが、
その中でもぷーさんは、特別の「伝説ドッグ」として語り継ごうと思います。
実際今いる子たちによく私たちはこういう言い方をしてしまいそうになるのです。
「ぷーさんはこういうことせんかったぞ!」
ですが口にはしません。
だって、ぷーさんのような子はそうそういるはずもないし、
どの子もぷーさんの代わりの子であるわけではないのだから。
だからこそ、今後もぷーさんは唯一無二。
我が家の中で伝説のわんことして今後も輝き続けるのです。
(*^人^*)
そしてこの秋。
実は、ぷーさんの最後の晴れ舞台があったのです。
それは、大阪府・市の獣医師会で行われている「長寿犬表彰」。
昨年17歳の表彰してもらっていたので、今年も18の誕生日を無事迎えられたのち申し込みをしていたのです。
そして、そのひと月ほど後にぷーは逝ってしまいました。
ですが、表彰の資格はそのまま有効であったため、
先日無事に表彰を受けることができたのです。
今年も表彰状とともに記念の写真入りマグカップをいただきました。
この写真は18の誕生日あたりに撮影したものですが、
やはり、ぷーらしく凛とし、とてもきれい。
我が娘ながら本当に誇らしく思います。
ですので、前回のものと同じく、これは我が家の家宝なのです。
(*^人^*)