ずいぶん前に届いていた英軍用大型ストーブ。
ツーバーナーだけど名前は№3。
なんせ大きくて場所をとるので、そろそろやっつけてしまわねばと、
重い腰を上げました。
そういうわけで、早速ヘッドを外すと…
真っ赤にさびさび!
そう、このストーブはタンクやヘッドは真鍮ですが、
チューブやスピンドルは鉄製なので、ここが良く錆びて固着するのです。
だから、「こりゃ手ごわそうだな…」と覚悟しつつ分解作業に入ります。
で、やはり悪い予感は当たるもので、
片方のスピンドルは完全に固着し、ダイアルをプライヤーでつかんで回すも、
あらま!
なんと、固すぎて固定ナットのロウ付け部が外れてしまうほど!
そういうわけで、スピンドル本体をバイスプライヤーで加えこんでやっと緩めることができました。
(無論トーチでよく炙ったのちにね!。)
ちなみにスピンドルはこんな感じでした。
思った通り、錆とカーボンでガッチガチ。
なお、グラファイトパッキンはなぜか両方とも入っておりませんでした。
ともあれ、そんなこんなで、
取りあえず文分解完了!
そういうわけで分解できたら次は清掃。
いつもの通り、薬液→酸→アルカリ→磨きのフルコース。
スピンドルも結構きれいになりました。
次はタンクの清掃だと、張り切って、シュコシュコ、ぱしゅぱしゅ、通路を掃除。
そして、コンプレッサーでエアを吹き込み汚れを飛ばしている時のこと。
おや~?
なんか、全くタンクからチューブにエアが抜けていかないんですけど…
これはもしや、バルブの詰り?
そこで、いや~な予感がしつつ、タンク内部を見てみると、
やっぱり!
手前遠くそれぞれの矢印部分にチューブへ抜けるバルブがあるのですが、
そのどちらもが、古くなったガソリンなどが樹脂の様に変質し、
穴を完全にふさいでしまっている!
こういう場合、手の届く所なら針などでつつけば簡単に通るのですが、
ここはそうもいかない。
(入り口が小さいので、使える道具も限られるし、奥の方などかなり距離がある。)
仕方がないので、まずは薬剤で汚れを柔らかくしエアで吹き飛ばしてみることに。
泡タイプのキャブクリーナーをたっぷり吹き付け、一晩置いたのちエアを吹く!
これを数回繰り返すも、全く効果がなさそうだったので、
ここはやはり直接つつかねばならないか…
そんな折、従妹のマリちゃんから歯科医用の道具をいろいろもらったので、
それを使って何とか手前は開通成功!
(横のバッテリー充電器は、内部を照らす豆電球の電源。)
ですが奥の方は相変わらず悪戦苦闘!
そこで、結局専用の道具を作るしかないとの結論になり、
バルブの外径を測定したのちこういうものを作り何とかなりました。
専用プリッカー!
これをバルブにかぶせ押し込めばOK(^^♪
そういうわけで、無事タンクからチューブへ抜けるようになったので、
やれやれまずは一安心。
さて、こうなると後は組み付けだけなんだけど、
こいつのスピンドルは妙なこと(ロウ付け)をしてあるんで、
普通のグラファイトシートを使用できないので一工夫が必要。
(こちらの中ほどを参照)
さて、どうしたもんか…
というわけで、次回へ続く…
(*^人^*)
ツーバーナーだけど名前は№3。
なんせ大きくて場所をとるので、そろそろやっつけてしまわねばと、
重い腰を上げました。
そういうわけで、早速ヘッドを外すと…
真っ赤にさびさび!
そう、このストーブはタンクやヘッドは真鍮ですが、
チューブやスピンドルは鉄製なので、ここが良く錆びて固着するのです。
だから、「こりゃ手ごわそうだな…」と覚悟しつつ分解作業に入ります。
で、やはり悪い予感は当たるもので、
片方のスピンドルは完全に固着し、ダイアルをプライヤーでつかんで回すも、
あらま!
なんと、固すぎて固定ナットのロウ付け部が外れてしまうほど!
そういうわけで、スピンドル本体をバイスプライヤーで加えこんでやっと緩めることができました。
(無論トーチでよく炙ったのちにね!。)
ちなみにスピンドルはこんな感じでした。
思った通り、錆とカーボンでガッチガチ。
なお、グラファイトパッキンはなぜか両方とも入っておりませんでした。
ともあれ、そんなこんなで、
取りあえず文分解完了!
そういうわけで分解できたら次は清掃。
いつもの通り、薬液→酸→アルカリ→磨きのフルコース。
スピンドルも結構きれいになりました。
次はタンクの清掃だと、張り切って、シュコシュコ、ぱしゅぱしゅ、通路を掃除。
そして、コンプレッサーでエアを吹き込み汚れを飛ばしている時のこと。
おや~?
なんか、全くタンクからチューブにエアが抜けていかないんですけど…
これはもしや、バルブの詰り?
そこで、いや~な予感がしつつ、タンク内部を見てみると、
やっぱり!
手前遠くそれぞれの矢印部分にチューブへ抜けるバルブがあるのですが、
そのどちらもが、古くなったガソリンなどが樹脂の様に変質し、
穴を完全にふさいでしまっている!
こういう場合、手の届く所なら針などでつつけば簡単に通るのですが、
ここはそうもいかない。
(入り口が小さいので、使える道具も限られるし、奥の方などかなり距離がある。)
仕方がないので、まずは薬剤で汚れを柔らかくしエアで吹き飛ばしてみることに。
泡タイプのキャブクリーナーをたっぷり吹き付け、一晩置いたのちエアを吹く!
これを数回繰り返すも、全く効果がなさそうだったので、
ここはやはり直接つつかねばならないか…
そんな折、従妹のマリちゃんから歯科医用の道具をいろいろもらったので、
それを使って何とか手前は開通成功!
(横のバッテリー充電器は、内部を照らす豆電球の電源。)
ですが奥の方は相変わらず悪戦苦闘!
そこで、結局専用の道具を作るしかないとの結論になり、
バルブの外径を測定したのちこういうものを作り何とかなりました。
専用プリッカー!
これをバルブにかぶせ押し込めばOK(^^♪
そういうわけで、無事タンクからチューブへ抜けるようになったので、
やれやれまずは一安心。
さて、こうなると後は組み付けだけなんだけど、
こいつのスピンドルは妙なこと(ロウ付け)をしてあるんで、
普通のグラファイトシートを使用できないので一工夫が必要。
(こちらの中ほどを参照)
さて、どうしたもんか…
というわけで、次回へ続く…
(*^人^*)