4月25日、羽田空港へ。
正午過ぎ、羽田を飛び立ってすぐの景色。
少しまどろんでから窓の外に目をやると、眼下に明石大橋。淡路島と四国を結ぶ鳴門大橋は、霞んでよく見えません。
しばらくすると、しまなみ海道が見え来ました。
その昔、村上海賊いや『村上水軍』が栄えていたあたりでしょうか?
来島海峡に架かる大橋。
松山の実家近くの小高い丘から北に瀬戸内海、南に松山城。
松山ではいつもどおり、あれこれと用を済ませながら夜は道後温泉で疲れを癒やし、
28日の最終便で東京へ。
自宅に着いて一休みしてから風呂に入ろうとすると、急に悪寒が。
急いでシャワーだけ浴び、布団に入ると身体がガタガタと震え、体温を測ると
38度。
翌29日の朝、熱はかなり下がっていましたが、動き回れる状態にほど遠く、
楽しみにしていたテニスはお預けに。ひたすら休養の一日でした。
30日も休養したいところながら、某区の教育委員会と大事な約束をしていた
ため出社。
帰宅すると、昨年の12月に神田神保町で開催された自主公開講座にて
講演をしていただいた元デモンストレーターの山田誠司さんから、クール
宅急便が届いていました。箱の中には、たくさんの新鮮な山菜が入ってい
ました。
いろいろなところで活躍され、お忙しいであろう山田さんに山菜を送って
いただき、感謝感激です。
山田さんに送っていただいた山菜を見て、私は「ワラビだ。」と言うと、
女房が「ゼンマイよ。」と言い、「あっ、そうだね。」と訂正。
翌々日の5月2日、仕事から帰ると女房が「ゼンマイのヒゲ取りが大変。
取らないといつまでたっても食べれないのだから、あなたもやって。」と言
います。そこで小さな葉っぱのような部分を取ろうとすると、確かに大変。
とれるものではなく、無理に取ろうとするとくるっと巻いた茎のような部分
が折れそうになります。
こんなに難しい調理方法がはおかしい。もっと楽な調理方法があるはず
と思い、インターネットで調べていると、この山菜はどうもゼンマイではな
いような感じに。そして、ついに『コゴミ』であることが分かりました。
山菜に疎い夫婦であることを痛感した珍事でした。
ゼンマイならぬコゴミ。3日にようやく食べることができました。
まず、ゆでて食べました、山菜ながらクセのない春の爽やかな風味がする
感じでした。
4日、午前中は久しぶりにテニスで汗を流しました。
夕食は、コゴミを天ぷらにしました。
テニスをしている最中、いつもより疲れやすく少し喉に痛みがありました。
昼食を食べる頃より身体にやや痛みがあり、久しぶりのテニスだったため、
筋肉痛かなと思っていました。
夕食後、寒気がするので体温を測ってみると、38度を超えていました。
そときには、手の指先から足のつま先まで全身が痛くてたまらず、この痛み
は何だろうと思っていました。
布団に入り寝入ったときには、39度近い高熱に。
翌5日、熱は39度近いまま。
近所の病院も祝日は休みのため、布団の中でひたすら痛みにじっと耐えて
いました。
6日、38度前後に熱が下がったというものの、身体の痛みは消えず。
7日、37度半ばまで熱が下がり、近所の病院へ行き診察してもらうと、
先生は「たぶん、インフルエンザですね。熱が下がって来たので、検査
してもインフルエンザの反応し出ないでしょうが。」と言うことでした。
一応、インフルエンザの検査をしていただきましたが、やはり結果は
マイナスでした。
ゴールデンウイークはテニス三昧の予定でいたのですが、熱にインフル
エンザに制圧されてしまいました。