粉雪の万座へ

万座の粉雪と雪景色、流れる雲と青空に魅せられ綴っています。

予定外のコブ入門

2014年03月04日 | 13~14シーズン

3月1日(土) 7時30分、万座に到着。

2週間前の大雪で、万座ハイウエーは雪の回廊、旧ハウスユキは雪に
すっぽりと埋もれているのではと想像していましたが、まるで違っていま
した。

暖かな日が続き、随分と雪が解けたようです。

 

この日は、草津で開催されるインターアルペンスクールの『ネイチャースキー
イング』に参加する予定でしたが、担当の小渕圭樹先生が体調を崩されコー
スが中止になりました。『ネイチャースキーイング』では、まだ見ぬ雪の芳ケ平
へ小渕先生に連れてってもらうことを楽しみにしていたため、しばらく呆然とし
ていました。

気を取り直したところで、苦手のコブを克服するため『コブ入門』を受講するこ
とにし、万座へ向かったのです。

9時過ぎにゲレンデに出ると、スキースクールの先生方が滑り始めたところ
でした。

天気は、すっきりしない曇り空。

朝日山の上半分にはガスがかかって、山頂は全く見えません

10時20分から『コブ入門』のレッスン開始。
担当は、小林秀先生です。

小林秀先生のレッスンは、癒やし系的なほのぼのとした優しさで包み込む
ような雰囲気でした。
そのおかげで、コブ斜面を怖がらないでチャレンジすることができました。
そして、なんとなくコブ滑りのコツが身についたかな、と感じていました

昼過ぎのゲレンデは多くのスキーヤーで賑わい、リフトは混んでいました。

午後のレッスン終了後は、一人で大回りや小回りで黙々と滑り込んでいま
したが、雲の空の下で斜面がよく見えないこともあってか、今ひとつ調子が
出ず、今シーズン最悪の状況でした。

2月に引き続き、宿泊は豊国館。
部屋の窓から屋根に積もる積雪量から、二週間前の大雪が感じ取られます。

スキーから部屋に戻ると、すぐに温泉へ。
脱衣室で服を脱ぐと、一直線に豊国館のプールのような露天風呂へ。
露天風呂につかると、ゆけむりの先にAkさんを見つけました。Akさんに
お会いするのは2,3年ぶり。お元気な姿に安心し、懐かしのあまり長々
と話し込んでいました。

 

翌日(2日)は前日以上に視界不良の天気。
昨日と同様に、滑りは不調のまま。そんな中で、バッヂテストに挑戦。
 

視界が悪いため斜面の状況が分からず、破綻しないように自然とスピード
を抑えて滑ってしまいました。気分も天気のように曇ったままで全く高揚す
るものがなく、通夜に参列しているような沈んだ心地でした。こんなゆっくり
としたスピードではダメだろうなと思いながらも、スピードを上げることも納
得のいくターンもできずじまいでした。
さらに、得意と思っている横滑りも、滑り出すとスムーズに落ちていくことが
できず、何で落ちないのだろうと思いながら滑り終えしまいました。

普通に滑っていれば受かるだろうと思っていたのですが、最悪の滑りになっ
てしまい全ての種目が不合格だろうと自己分析していました。
そして、結果はもちろん不合格。横滑りが69点、その他は70点。合計点で
は合格に1点不足でした。
自分ではもっと悪い点数を予想していましたが、目標としていた点数には
ほど遠い結果でした。

この数年、少しは上達していると思っていたところが、客観的には全く上達
していないことが分かりガッカリ。

あとでS先生に「随分スピードを抑えて、おとなしい滑りでしたね。」と言われ、
「ええ、今日はスピードを出すとうまく滑る自信が無くて。」と言い訳をしてし
まいました。

二十歳でスキーを始め、5,6年目に1級を取得しましたが、長いブランクの
あと再び挑戦している1級に今一歩で手が届きません。
年齢のせいにはしたくありませんが、スキーもテニスも最近はほとんど上達せ
ず、暗い気持ちに陥っています。

スキーに関しては落ち込んでいる状態ですが、4月から就職する末娘とスキー
へ行く約束をしてしまっているため、15日には再び万座を訪れます。

 

コメント (1)
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