「あたりはレンゲタンポポの花盛り、その道中の陽気なこと・・・」
このフレーズが耳について離れないほど、今回の朝ドラ「ちりとてちん」は面白かったです。ワンセグ携帯のおかげで、ついに一度も見逃すこともなく堪能いたしました。
なんと言ってもキャストが絶妙でした。特にお母さん。和久井さんが少しとぼけた、でもしっかりと足を地につけた日本の母でしたね~そして父・松重豊さん。この方の普通の表情というのを、この番組ではじめてしみじみ見た気がします。でも、い~ちばん素敵だったのは、やはり故・徒然亭草若こと渡瀬恒彦さんですね~純粋で優しくてちょっといいかげん。でも、その語り口、その立ち居振る舞い。。草若師匠が素晴らしい音楽とともにあの世に旅立ったシーンでは、本当に鳥肌がたちました。
そして天狗芸能の社長、竜雷太さんも、昔青春ドラマの熱血先生だったとは思えないほどのえげつない演技が意外なほど良かったわー
ただ、ワーキング・マザーとしては、最終的にきよみちゃんが「母」を極める道を選んだことがちょっと残念という気もしないでもないです。「てるてる家族」の時も思ったけれど、わたしはNHK大阪の制作ドラマのほうが好きかも。「ふたりっ子」もそうか?・・と、いうわけでもないですが、明日は内野さんに会ってきま~す!