ロード・オブ・ザ・リングとかナルニア国物語の流れをくんでいそうなこの作品。女の子が主役の冒険物って、結構めずらしいなあと思います。
原作も読んでおらず、ほとんど予備知識もないまま観にいきましたが、説明もちゃんとあり、オープニングのナレーションをちゃんと聞いていると、なんとなく「ああ、そうなんだ・・」とわかります。
みなしごの少女が予言によって現れた助っ人を従え、自分の出生の秘密の解明と、世界を救う旅に出るって、定型タイプとはいえやっぱりわくわくします。
私が気に入ったのは、ライラの世界では、魂が体と分離して(と、いうよりも、魂のコピーが一緒にいるという感じかな。)ダイモンという概念で動物の精霊の形をして寄り添っているとこです。子どもの時はダイモンの形が一定ではなく、心のありようによって変化します。ライラのダイモンであるパンも、蝶になったりフェレットになったり、猫になったりします。
公式HPには、「あなたのダイモンは?」というコーナーがあり、ためしにやってみたら、私のダイモンは黒猫のAraphanでした。やっぱり猫~
ライラの育ての親で、この物語の鍵を握っているらしいおじさまは、新・ジェームスボンドの方でした。動物形の精霊がひらひら姿を変えるのも、とても面白かったし、なんといっても白熊がかっこいいこと!私も白熊の背中にのって、氷原を爆走したいです!
気が強くて勇敢な女の子・小動物・白熊・魔法使い・・・と、私の好きなキャラが勢ぞろいで、とっても楽しめました。これでマントのイケメンが出てきたら言う事なし・・・?予告編では王子が!と思ったら、こちらはナルニア国のカスピアン王子でした。
三部作とのことなので、次回が待ち遠しいです。私の本当のダイモンはこの方↓です。