قهوة (カフア)
アラブのコーヒーと言えば、甘くてどろっとした、トルココーヒを思い浮かべる人も少なくないだろう。
恐るべし、オスマントルコ。料理やお菓子のみならず、飲みものまでも制覇している。そしてそれが「トルコ」文化であるのに、私たちはそれを「アラブ」文化と錯覚している時がある。
アラビア半島に降り立って初めて、この錯覚に気がつく。
アラジンと魔法のランプみたいな、いかにもアラブ!的なコーヒー魔法瓶。UAE中で使われている。
滞在中私は、このポットを買いたい衝動に何度もかられたが、そのたびに「中国製」の文字を見て、どうせ買うなら本物のコーヒーポット!と、自分に言い聞かせた。
ここでまた、知識が邪魔してくる方もいるだろう。「砂糖で甘いコーヒーを魔法瓶に入れていたら、ベタベタして、さぞや洗いにくかろうと。
軽く炒ったコーヒー豆とカルダモンだけで入れたコーヒーは、それほど苦くもなく、芳香豊かである。そう、砂糖ははいっていない。
日本の茶道に通じるところがあると思うが、大抵一緒にナツメヤシや甘いバクラバなどが一緒に出てくる。甘いものを食べてから口にするコーヒーは格別である。
おちょこのようなコーヒーカップに注がれたコーヒーは一口か二口で飲む。そうすると、すぐにまた注いでくれる。まるでわんこそばの様だ。
もう十分と思っても「まあまあ、そう言わず」と、注いでくれる。これをストップするには、茶碗をひっくり返して、振ると納得してやめてもらえる。アラブ式茶道。
博物館やお店など何処へ行っても、このコーヒーセットは置いてあった。
暑い時は特に遠慮せずにごちそうになりたいものだ。[a]
確かにバクラヴァをお砂糖入りのコーヒーで食べるのは辛いですよね。
ポット、私も欲しくなります。
私はどちらかと言うとお茶派なので、サモワールが欲しくて仕方ないのですが、これもフランスの通販で検索したら中国製ばかり…
ボスニア辺りでトルコ製のサモワール売ってないかな…
サモワール!私も!トルコでも中国製でしたよ~。この際ロシアに買出しに行く?(笑)
カルダモン入りのコーヒーは、コーヒーが苦手で紅茶派の私も大好きです!
茶器も何も雑貨はほとんど中国製が多いですね。その国の物を探すには金属をたたいて作るような文様入り物を探すのがよさそうです。ただし、重いです(@_@;)・・・。
日本人は、世界のMade in JAPANをもっと意識するべきですね。
水の力は偉大ですね。「水に気をつけて…」とはよく言ったものです。
カルダモン入りのコーヒーは、ちょっと違いますよね!
金属製の一式は持っていたのですが、ある日母が、なぜか処分してしまいました(涙)母の所有だったので、文句も言えず…
重いですよね~(←重要)