東北関東大震災から1ヶ月が過ぎました。亡くなられた多くの方々に謹んでお悔やみを申し上げ、心からご冥福をお祈りいたします。また被災されて今も苦しんでおられる多くの方々に心からお見舞いを申し上げます。
ギリシャからも電話やメール、手紙での祈りと励ましが現在も途切れることなく届いています。「私達は日本の人々の痛みに思いを馳せ、祈っている」と。アテネのサッカーチームがチャリティ試合を行ったそうです。こうやって文章にするまで時間がかかってしまいましたが、遠いギリシャの地でも祈ってくれている・・ということをお伝えしたいです。
読売新聞の編集手帳(3月25日)に山村暮鳥の詩「桜」の一部がとりあげられていました。先日、「いちめんのなのはな」という詩をご紹介した大正時代の詩人です。群馬県高崎市で生まれた暮鳥は、キリスト教の伝道師として東北と北関東で活動していました。現在の苦難の地を歩いていた暮鳥に見えた桜の風景は今年の春と重なってくるようです。
<さくらだといふ 春だといふ 一寸(ちょっと)、お待ち どこかに 泣いている人もあらうに>
被災地からも桜の便りが届き、お花見の様子も伝えられています。暮鳥の「日本」から。
<小さな国だ 小さいけれど その強さは 鋼鉄のような 精神である>
私も祈り、できることをやっていきたいと思います(さ)
*碧が主催している「被災地に笑顔を咲かせよう! 化粧と花の支援プロジェクト」 是非、ご覧ください。
http://www47.atwiki.jp/paperflower/pages/15.html
しというのは、普段は何も感じられなくてもちょっとしたときには胸に響くものですね。
多くの人の悲しみはまだ続いているのですよね。miriyunさんがおっしゃるように常に考えていたいと思います。
詩の言葉からも何か考えさせられるような気がします。
戦後、世界に追い付け追い越せで、利益の陰ですっかり忘れてきた『鋼鉄のような精神』を今こそ取り戻す時に来ているのでしょうね。
10年後、20年後の日本が素晴らしい国になっていることを信じて、今はそれぞれが出来ることをしていきましょう。
今日はクロアチアでもチケットの一部が日本への義援金になるという、クロアチアの人気若手音楽家3人によるコンサートがありました。
当日券がないぐらい、超満員だったので、義遠近も沢山集まったことと思います。
海外からの応援、本当に嬉しいですね。
クロアチアでの支援コンサートのこと、とても嬉しく思います。当日券がないくらい皆さんが関心を持ってくださったのですね。
最近は海外からボランティアの為に来日してくれる人も増えてきたと今朝の新聞に出ていました。
世界の多くの人々の気持ちが日々、日本に届けられて有り難いことです。
「鋼鉄のような精神」を取り戻して進んでいきたいですね。
安藤忠雄氏@日経新聞によると、フランス人詩人ポール・クロデールさんという人が、「この民族だけは滅びてほしくないという民族がいる。それは日本民族だ」と言ったそうです。
しみじみ、強い精神で応援したいです。
素敵なコメントありがとうございます。
ポール・クローデル!ロダンと深い関わりのあったカミーユ・クローデルの弟であり、日本文化に惹かれたのをきっかけに外交官として来日もしているんですよね。
こんな言葉を残していたんですね。調べたら「貧しいが、高貴である」とも言っていたそうです。
私達も当時のクローデルが見た日本人の姿を思いだし、しっかりと応援していかなくては・・。