Pilot-Kの「前見て加速!」

自動車運転に関するアドバイス・感想等を書いていきます。※偶数日更新(原則)

坂を下った後の注意点

2023-05-10 18:46:23 | Weblog

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仮免許の技能試験は、
東京では、府中試験場と鮫洲試験場で実施しています。
そのどちらも、
(試験の順路では)坂道を下り終えた所で一時停止になっています。

一時停止ですから、必ず車を停めて、
タイヤが止まっている状態で“右・左・右”を確認します。
この時に、首を振るだけでなく、しっかり確認してくださいね。

特に、府中試験場の坂(ちょっとした築山になっています)を
東向きに下って突き当たった交差点では、
内周を走る車が自分の右後ろの方から来ていることがあります。
これが、意識して確認しないと、本当に視界に入らないのですよ。
坂道の下りということもあり、
ドライバーが下(路面)ばかり見てしまっているのかも知れません。
相手はカーブを曲がっているとは言え「直進車」ですから、
それを一時停止側のこちらが妨害したら、即、試験中止になってしまいます。

坂道を下った後に限りませんが、
一時停止の交差点では「車が来るものだ」と思って慎重に確認してください。


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S字が苦手な人は

2023-05-08 08:00:28 | Weblog

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狭路課題のうち、
「クランク型(屈折型)」は、練習すれば誰でも難なく通れますが、
「S型(屈曲型)」は、苦労する人と苦労しない人とに分かれますね。
それは、S字の通過は、
「車両感覚」、俗っぽく言えば「勘(カン)」に頼らざるを得ないからです。

S字コースを通る時、
ドライバーは、「4つのタイヤがどういう軌跡を描くか」
をイメージしながらハンドルを操作します。
これは、
口で説明したところで理屈で覚えるものではありませんから、
教習生自身に体感してもらうしかありません。

また、S字では、
車体が道の右に寄っているからと言って、
必ずしもハンドルを左に回さなくても良い場合があります。
既にハンドルを左に傾けていて、そのままで左に向かうようであるなら、
それ以上に切り足す必要は無いのですよ。
「ハンドルを左に回し続けないと車は左に向かない」
との先入観にとらわれている人もいるのではないでしょうか。

S字の苦手を克服するには、
とにかく、数多く練習するしかありません。
そう言ってしまうと身も蓋もないですが、
でも、練習でいっぱい失敗して、失敗を重ねていくうちに、
「このぐらいの速度でこのぐらいハンドルを回すと、このぐらい曲がって行くんだな」
(つまり、それが「車両感覚」=「勘」です)
というのを把握するようにしましょう。


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もはや死語? 「押しがけ」

2023-05-06 10:08:22 | Weblog

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東京スカイツリーが立っている所?
節子、それ「押しがけ」ちゃう、「押上(おしあげ)」や w

押しがけとは、
バッテリー上がり等でエンジンが始動できない時
(他の車とブースターケーブルでつなげることもできない時)
人力で車を動かしてエンジンを掛けることです。

その方法は、
まずは、クラッチを切った状態で車を人力で押していきます。
運転手はペダルを踏まなければならないので、他の人の協力が必要です。
どうしても自分一人でやらなければならない時は、
ギアをニュートラルにして、運転席側のドアを開けて1人で押すしかありませんが、
非常に危険(小生自身が経験者です)なので、“最終手段”だと思ってください。

さて、車が動いて、スピードが出てきたら(概ね時速15km=人が走るくらいの速度)、
クラッチペダルを上げてギアをつなぎます。
「1速」でなく「2速」でつなぐのがコツです。

そして、エンジンが回り始めたら(音とクラッチの感触で判断します)
すぐにクラッチを切って(これ大事!)、アクセルを多めに踏んでください。
これで始動できるはずです。

ここまで読んでお解りだと思いますが、
ギアを噛ませてエンジンを掛けるわけですから、
押しがけはMT(マニュアル)車限定のテクニックになります。
AT車で押しがけはできません。
だから、今ではもう押しがけの方法を知っていても
あまり役に立たないかも知れませんね。

ちなみに、技能教習項目に「押しがけ」は有りません。
技能試験では使わないテクニックですし。


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クランクをS字に進んでもよい

2023-05-04 14:28:30 | Weblog

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「クランクコース(屈折型狭路)」の課題は、
まっすぐ走って直角に曲がらなければならないわけではありません。
左に曲がる前には右に、右に曲がる前には左に、
それぞれ寄って走るのも許されています。
ちょうどアルファベットの「S」を描くようにするわけです。
そうすると、内輪差で載りにくくなるので、ずいぶんラクになります。

「S字コース(屈曲型狭路)」という別の課題があるせいでしょうか、
「クランクはS字のように曲がってはいけない」
と思い込んでしまう人が意外に多いようですが、
そんなことはありません。
狭路コースは、
与えられた道幅いっぱい使って良いことになっていますから、
ラクな(=脱輪・接触しにくい)方法でやっても構わないのですよ。

ただ、クランク課題には、
「ハンドルを全部回した時の車体の動きを把握する」という目的もありますし、
ハンドルを左に切る直前に一瞬右に切るクセが付いてしまうおそれもあるので、
クランクをS字に進むのは(パイロットアカデミーでは)お奨めしていません。

でも、いけない事ではないですし、試験で減点もされないので、
そのほうが曲がりやすければ、そうしても構いませんよ。
お好みで。


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ブレーキ1本だけで減速

2023-05-02 09:45:29 | Weblog

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MT(マニュアル)車の運転では、
エンストするのを怖がってか、
ブレーキを踏むや否やクラッチを踏んでしまう人がいますね。

でも、減速中にクラッチを切ってしまうと、
エンジンブレーキが働かないので、制動距離が延びてしまいますよ。
クラッチをつないだ状態のままブレーキ1本だけで減速していき、
エンストする寸前(またはギアチェンジに適した速度になった時)に切るのが、
理想のクラッチです。

もし仮にクラッチが遅れたためにエンストしてしまったところで、
だからどうだと言うのでしょう。
エンストしたらエンジンを再始動すれば良いだけの話。
試験でも1回や2回のエンストは減点にすらなりません。

もちろん、エンストしないに越したことはありませんが、
「クラッチを切ったので減速が間に合わなかった」なんてのは愚の骨頂。
特に目の前に危険な状態が迫っている時には、
クラッチを切ることなんか(「なんか」です)より、
とにかく減速・停止することだけを考えてください。


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