Pilot-Kの「前見て加速!」

自動車運転に関するアドバイス・感想等を書いていきます。※偶数日更新(原則)

自動車保険(任意保険)について

2007-04-09 23:59:08 | Weblog
以前、「教えて!goo」に、
「路上教習が始まるので保険に入っておくべきか」
という質問が有りました。
※「保険」とは、「自賠責」ではなく「任意保険」のことと解釈します。

回答としては
「教習所で行う路上教習であれば、教習生は心配する必要なし」ですが、
任意保険について多くの方が勘違いされている事について少し補足します。

交通事故に限らず、相手に損害を与えたら
加害者が過失責任に応じてその損害を賠償しなければなりません。
(保険を掛けていようがいまいが、関係ありません。)
でも、交通事故の場合は、一時に大金を支払わなければならない可能性があるので、
そのために“保険”に入っておくというわけです。

教習所では「保険に入るのが運転者の義務であり常識である」と
教えることも多いと思いますが、
自分で賠償できるならば(特に個人ではなくて会社ならば)
保険に入るのは、まさに“任意”なわけで、強制では有りません。

でも、まあ、普通は「義務」であり「常識」であると小生も思いますけどね。

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追越の中断

2007-04-07 22:51:25 | Weblog
追越中に対向車が来ました。どうしますか。

正解は、「追越を中断する」です。

ところが、ドライバーの心理として、
「対向車が来る前に追越を完了してしまおう。」と思いがちで、
つい、加速してしまうことが多いようです。
で、・・・一番速度の上がった状態で正面衝突!
あるいは、急ハンドルを取って左側の自転車を轢く!
という最悪の事態になるわけです。

障害物(駐車車両等)を避けるのとは事情が違い、
自分が追い越そうとしている車は、遅いとは言え、走っているわけで、
こちらが速度を落とせば、その車は進んでくれるので、
元の車線に戻るスペースができる理屈です。

一度「追い越そう」と思ったのを中断するのは難しいかも知れません。
また、それ以前に、前を走る車が遅くてイライラしていたであろうことも
理解できないわけではありません。
でも、「ならぬ堪忍、するが堪忍。」です。
落ち着いて、追越を中断する勇気を持ってほしいものです。

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“安全運転”って?

2007-04-05 23:38:31 | Weblog
ノロノロ運転のことを「安全運転」と呼ぶのは、イヤミでこそあれ、決して額面通りに誉めている意味では有りません。

“安全運転”とは、「安全な場面ではスピードを出し、危険な場面ではスピードを落とせる」、これに尽きます。
こういう“状況判断”と“スピードの調節”ができる人こそが、「運転の上手い人」ということになると思います。

自動車の運転で一番大事なのは「安全確認」、二番目に大事なのは「加減速」。
教習中に口癖のように繰り返し言っているこの言葉と通じています。

これが分かっているドライバーは、「行っちゃえ!モード」と「のんびりモード」との切り替えもできて、道路状況や同乗者にも配慮した快適な運転ができることでしょう。

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外国人が日本の免許を取得する方法

2007-04-03 22:16:19 | Weblog
 外国人が日本の免許が取る場合も、基本は日本人と同じです。
 (1)仮免許取得,(2)路上練習,(3)本免許試験合格,(4)免許取得時講習
という方法によります。また、公安委員会指定教習所を卒業すれば本免許の技能試験は免除になるのも同じです。
 ただ、「住民票」に代えて市区町村が発行する「外国人登録証明書」を用いるところが、日本人の場合と違うだけの話です。

 しかし、本国で有効な免許を所持している場合は、上記の順を踏まずに日本の免許に切り替えることが可能です。
 出身国の免許制度によっても異なるのですが、書き替えのためには、簡単な学科試験と実地での運転技能の確認(審査)が行われるのが一般的です。
 アメリカの運転免許を例にしますと、簡単な学科試験(10問;日本語版と英語版を選択可)の後、運転技能の実地確認(所内審査のみ)に合格すれば、日本の免許になります。ただ、州によっては「臨時免許」という制度が有ると聞きますが、この免許は切り替えができませんので、ご注意ください。

 詳細は在日大使館や免許センターに問い合わせてみてください。

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左折時の右ハンドルについて

2007-04-01 23:54:55 | Weblog
左折時にハンドルを一旦右に切ってから
左に回し始める人がいます。

考えられる理由としては2つ有ります。
1つは、内輪差で後輪が通りにくいので、
前輪を少しでも外側(右)に持っていきたい。
2つ目には、左に回すきっかけのため。
ゴルフやテニスのテイクバックのイメージか、
あるいは無意識なのか…

でも、内輪差をかばうためだとして、
一旦右にハンドルを取って前輪を外に持っていったところで、
肝心の後輪はどれほど縁石から離れるというのでしょう。
その数cmのために車体を外へ振ることで
横を追い抜く車(特に二輪車)がどれだけ危険なことか。
ましてや、ハンドルのタイミングを取るためだとしたら
とんでもありません。

左折の時は、ハンドルは左へ回します。
(うむ。極めて当然のことですな。)
もし内輪差でぶつかりそうだったら、
ハンドル回し始めを少し遅らせてください。
その場合に外側(右)が通れなそうでしたら、
切り返しをすれば良いだけの話です。

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