Pilot-Kの「前見て加速!」

自動車運転に関するアドバイス・感想等を書いていきます。※偶数日更新(原則)

確認の“消費期限”は3秒間

2019-05-14 11:59:38 | Weblog

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確認してすぐに動作を起こせなかった場合は、
状況が変わってしまうことがあります。

例えば、路端から発進しようとして、
右ウインカーを出して右側の安全を確認して「さぁ発進」という時に、
目の前に歩行者が飛び出したとします。
当然、すぐにブレーキを掛けて、発進を中断しますよね。
そして、歩行者がいなくなったら改めて発進することになりますが、
自車の右側を自転車が通っているかも知れません。

別シーンの例を挙げてみます。
前方に障害物が見えたので、対向車線にはみ出して回避しようと思いました。
ミラーおよび目視で右側の安全を確認して「さぁはみ出そう」とした時に、
それまで見えなかった対向車が突然現れたら、
(実践の路上走行では例外も多くなりそうですが)
はみ出さずに元の車線のままで対向車の通過を待つのが原則です。
そして、その対向車をやり過ごしてから改めてはみ出すのですが、
後続のバイクがしびれを切らして先に行こうとしているかも知れません。

さらに、もう一つ。
上り勾配のある踏切で。
踏切では警報機が鳴っていなくても一時停止します。
そして、左右の安全を確認して「さぁ横断しよう」とした時に、
坂道発進に失敗してエンストしてしまうことがあるかも知れません。
そんな場合は落ち着いてエンジンを掛け直し、改めて発進してください。
でも、その間に電車が近づいていることも考えられます。

以上3シーンのように、
確認してすぐに動作を起こせなかった場合は、
状況が変わってしまうかも知れないので再度確認が必要になります。

発進するための安全確認も、
進路変更前の安全確認も、
踏切等の一時停止場所における安全確認も、
「“消費期限”は3秒間」と覚えてください。

3秒以内に動作を起こせなければ、その「確認」はご破算。
改めて確認しなおさなければ、
「確認モレ」となり、1回10点の減点を食らいます。
面倒に思わず、再確認してから動作を起こす習慣を付けましょう。


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