Pilot-Kの「前見て加速!」

自動車運転に関するアドバイス・感想等を書いていきます。※偶数日更新(原則)

「All or Nothing」

2023-01-22 14:00:16 | Weblog

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バックしながらハンドルを回すのは
特に初心者にとっては難しいです。

まず、ドライバーが後ろを振り返っているために
右と左の感覚が狂いやすいこと、
また、バックでは車の向きがすぐに変わっていかないので、
ハンドルを回しすぎてしまう傾向があること
の2点に要因がありそうです。

なので、技能試験の後退課題(「方向変換」と「縦列駐車」)では、
基本的に、ハンドルを全部回してバックしてください。
そして、バックしている途中で車の向きを調整しなければならないときは、
ハンドルを一旦まっすぐまで戻します。
中途半端に戻すのでなく。
そして、必要なだけまっすぐ進んだら、
タイミングを見計らって再びハンドルを全部回せばOKです。

また、狭路(クランクコース・S字コース等)で曲がりきれない場合には
対処方法が2通りありましたね。
内輪差で縁石に載りそうになったときには、
「ハンドルを切った状態のまま、元の位置までバック」でした。
外(前)がぶつかりそうになったときは、
「ハンドルをまっすぐに戻してバック(切り返し)」でした。

切り返しには、
「ハンドルを逆に回してバック」というやり方もありますが、
それだと外輪差で車体の前側が膨らんでしまうので、
注意ポイントが増えてしまいます。
これも、ハンドルをまっすぐでバックするのがお勧めです。

結論として、
バックでのハンドルは、
「全部回す」か「まっすぐ」かのどちらか、
すなわち「All or Nothing」でOKです。
「バックしながらの微妙なハンドル調整」は、
少なくとも教習や試験では、不要ですので。


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