Pilot-Kの「前見て加速!」

自動車運転に関するアドバイス・感想等を書いていきます。※偶数日更新(原則)

路上試験の走行経路を憶えようとしない

2017-07-28 18:59:00 | Weblog

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本免(普通免許のことです。「仮免」との比較でこう呼びます。)の技能試験には、
「路上試験」と「場内試験(方向変換または縦列駐車)」があります。

ところで、試験場(免許センター)によっては、
路上試験の走行経路を公表している所も有ります。
それを知っている受験生は、
当然のように、試験で走るコースを憶えようとしがちですが、
それは、お勧めしません。

昔のように「自主経路課題」(地図を見て目的地までの経路を自分で設定して走る課題)が
出題されるならまだしも
(その当時もパイロットアカデミーでは「経路を憶える必要なし」と指導していましたが)、
今は、すべての経路を試験官が道案内してくれますから、
受験生がコースを憶える必要はまったく無いのです。

それどころか、
コースを憶えようとしたがために、
「法規通りの走行」や「歩行者や他車への対処」が疎かになるのが、
目に見えるようです。
何のための路上教習なのか、その目的を忘れてはいけません。

しかし、そうは言っても、
一度も走ったことの無い道を本番で初めて走るよりも、
練習で試験コースを走っておくと、有利には違いありません。
なので、パイロットアカデミーの路上教習では、現地を走ります。
でも、決して、走行経路を憶えてほしいわけではないので、
その点、誤解のないようにお願いします。


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