一昨日、BSNHKで大曲の花火中継していたのでちょっと見てみた。自然と諏訪湖の花火と比較して見ることとなる。大曲は河川敷、諏訪湖は諏訪湖畔という地形的な違いがあり、当然音の響きも違ってくる。諏訪湖はしかも盆地なので、音に関しては反響も加わりかなりの迫力となる。爆風すら感じるし、うるさいくらいだ(だから見に行く気が起きない)。この点に関しては諏訪湖のほうが上だろう(飽くまでもそういうのが好きな人にとっては)。花火そのものは、新作競技花火としての大曲の権威がそうさせるのだろうが、どれも諏訪湖のものより構成がよく洗練されていた。ということは、迫力を味わうのなら(体で味わう)諏訪湖、花火そのものの構成の良さ綺麗さを味わうなら大曲ということが言えそうだ。
大して花火好きでもない人間が言っても説得力がないかもしれないが、そういう人間の方が変な思い入れがなくより客観的に判断できるというものである。個人的には、どんな花火でもいいが、遠くに打ち上がっているのを暗闇の中で確認して、おぉ花火が、と言って喜んでるくらいの世界が好みだ。