ピカビア通信

アート、食べ物、音楽、映画、写真などについての雑記。

珍客

2012年08月17日 | 生き物 自然

 

昨日の夜、風呂上りに脱衣所の一角をふと見ると、蝉のブローチが目に入った。こんなところにこんなものあったか、とよく見ると、それは本物の蝉であった。アブラゼミ。道理でリアルに出来てるわけだ。風呂場は庭に面していて、確かに虫が入り易い環境ではある。よく見かけるのはカメムシやコオロギ、カマドウマ(便所コオロギ)などで、過去に蝉という例はなかった。基本的に光に集まる虫ではないはずで、湿気を好むわけでもないので風呂場に来る虫のイメージはないのだ。早速捕まえて、庭にある松の幹に移動した。お休み状態なのか暴れることはないが、指にしっかりとしがみつき、なかなか幹に移ろうとしなかった。何とか移動させると大人しくじっとしていた。

今年は蝉の鳴き声をあまり聞かない。例年だとヒグラシ(今年はゼロ)が鳴きアブラゼミ(大分少ない)そしてお盆の頃からミンミンゼミとなる。そう言えば6月頃に山方面ではうるさいほど聞くエゾハルゼミも、今年は少なかった。去年より少ないと感じる生き物は、この蝉を含めて他にもいくつかあるが、たまたま今年がそういう年なのかもしれないし(周辺だけのことかもしれない)、或いは、全体の大きな変化の変わり目の年なのかもしれない。

コメント (2)