ピカビア通信

アート、食べ物、音楽、映画、写真などについての雑記。

各国いろいろ

2012年08月07日 | Weblog

 

珍しく今朝の海外ニュース、France2ではオリンピックの映像を流していた。サッカー女子のフランス対日本の試合だ。日本と違い(日本が異常)オリンピックのニュースはあまり取り上げないようだが、サッカーのしかも負けた試合を取り上げたところをみると、それなりに注目していたということなのだろう。他はボルトンの100メートルだったから(尤もNHKがピックアップしたものだから全体は分からない)。ただ、オリンピックに関しては国民が熱狂ということはなく、オリンピックよりツールで、しかもそれが終り今はヴァカンス。ひょっとしたらオリンピックの存在すら忘れているのかもしれない。ロシアの国営放送は、男子柔道の金を取った選手のことを取り上げていた。プーチンがその選手の元へ駆けつけた映像を流し、プーチンの柔道好き強者好き=強者としての自己演出振りがいつものようによく窺えた。国によって、オリンピックに対する捉え方も色々である。

先日、近くのスーパーに行ったら、隣のレジで渋滞が発生していた。うち間違いか何かで、その処理の仕方でああでもないこうでもないと、ちょっともめていた。レジ係は曹君。20歳(前後)の中国人の青年だ。日本語はペラペラだが、トラブルに対する処理は慣れていない(日本人でも難しい)。70歳(前後)のちょっとうるさそうなオジさんが、曹君に対してではなく助けに来たベテランパートの小母さんに、始めから打ち直せばいいんだよ、と語気強く怒っていた。細かいいきさつは分からないが、取り敢えず、中国人なんか雇ってるからこうなるんだ、と言わなかったことにちょっとほっとした。曹君は一般的中国人のイメージ、ずうずうしい、押し出しが強いというタイプではなく、大人しそうで真面目なタイプ(そう見える)だから。こんなトラブルでどうなのかと思ったが、数日後行くと、スーパーのベテラン中国人(同年代の女の子)から何かの説明を受けていた。まだ元気に働いているようだ。それにしても、日本の普通の田舎のスーパーで、中国語で同じ中国人を指導している光景が普通に見られるなんて、一体誰が想像しただろうか。そして、やはり異国の地のテレビで、中国頑張れなんてやってるのだろうか。

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