ピカビア通信

アート、食べ物、音楽、映画、写真などについての雑記。

トンネルを抜けたずっと先のGタイプ

2012年08月13日 | トマソン

 

だらだら長い閉会式を、だらだら中継しなくていいよNHK、というわけでトンネルを抜けるとそこには一体何があったのか。上手い具合にインパクトのあるものでもあれば一つのドラマであるが、実際はそんな劇的な展開はまずない。入る前と同じような日常的な風景が広がってるのが普通である。結局、そんな日常的な風景を眺めているだけなのだが(電車に乗って)、例によってささやか(で大事でもない)な発見をすることはある。一瞬であるので、細部を観察できないが、Gタイプ(原爆タイプ)はその一瞬で見分けることが出来る。しかし、その一瞬ではカメラで撮ることは難しい。あっGタイプ、と思ったときにはすでに現場を通過しているのが現実である。そこで今回はカメラを持っていたので、発見したとき位置を覚え、帰りの電車で撮ろうと思った。

さて帰りの電車だ。電車内でカメラを構えるのはちょっと恥ずかしい。何故か。鉄道オタクと思われるからか。或いは盗撮でもやりそうに見られるからか。こういう場合、こそこそやるとあらぬ疑いをかけられるので堂々とやるのがよろしい。そこで、現場に近付いてきたとき、ドアの窓にカメラをくっつけ思いっきりバシャリとやったのが、このGタイプである。一つ残念な点は、そういう苦労は一切この写真には反映されない所である。

コメント