ピカビア通信

アート、食べ物、音楽、映画、写真などについての雑記。

コンバット2

2006年08月11日 | Weblog
以前、「コンバット」の演出にロバート.アルトマン
が関わっていたと書いたが、今回は出演者。
ロバート.アルトマン同様、当時は全く知らなかった
が、有名俳優がごろごろ出ていたことにびっくりだ。
気付いたところで、「リー.マーヴィン」「ジェーム
ス.コバーン」「ハリー.ディーン.スタントン」「レーナ
ード.ニモイ」(未確認だが多分)など。
錚々たるメンバーだ。

と言っても、所謂渋い俳優(しかも古い)ばかりなの
で今ひとつ知名度は無いかもしれない。
一応説明すると、「リー.マーヴィン」は「特攻大作
戦」や「最前線物語」(サミュエルフラーの)など戦
争物が多く、頼れる上官役にぴったりの役者。
「モンテ ウォルシュ」などの西部劇にも主演してい
る。
しかし、すでに故人。

「ジェームス.コバーン」は「大脱走」あたりが分か
りやすいか。
パルチザンに助けられて脱出に成功する、数少ない捕
虜の、あの大きな鞄を持ったあの人。
しかし個人的に忘れられないのは、「電撃フリント」シ
リーズ。
「007」のB級版ともいえる愛すべき作品、これの
主演が「ジェームス.コバーン」だった。
しかし、すでに故人。

「ハリー.ディーン.スタントン」はこの中では一番知
名度が無い、と思う。
「パリテキサス」の記憶をなくした主人公、と言っても
あまりピンと来ないかもしれないし、他の代表的映画と
言っても主演は多くないし、で調べてみたら「デヴィッド.
リンチ」の映画に良く出ている。
「ストレイスト-リー」の兄役は覚えていたが、「ワイル
ドアットハート」とか「ツインピークス」などにも出て
いる。
典型的な、見ると「ああこの役者か」という俳優だ。

最後の未確認の「レーナード.ニモイ」は、「スタート
レック」のとんがり耳のあの人。
知名度というか知顔度はこの「レーナード.ニモイ」が
一番ではないか。

このように「コンバット」には、その後の有名俳優が
ぞろぞろ出ている。
それを発見する楽しみまでももたらすドラマ、なんて
貴重な作品だったのだ。
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