ピカビア通信

アート、食べ物、音楽、映画、写真などについての雑記。

2006年08月13日 | 生き物 自然


今年の夏は蝉の鳴き声を聞かない。
この辺りでは、大体、夏の初めにヒグラシ、次にアブラ
ゼミ、そして旧盆の今頃からミンミンゼミということ
になっている。
ところが今年は、揃いも揃ってうんともすんとも言わ
ない。
蝉の鳴き声の無い夏は、今ひとつぴりっとしない。
たとえて言うなら、ゴール前できっちりゴールを決め
てしまう柳沢みたいなものだ(違うか?)。

どうもこの傾向は、家の前の神社だけのことではない
様子だ。
この時期の蓼科は、例年だとうるさいくらいの蝉時雨。
ニーニーゼミだかエゾゼミの蝉シャワーが、これでも
かというくらい降り注いでくるのだが、今年はぽつぽ
つ程度だという。
一体どうしたことか。

同じ種類なら、周期説で考えられるのだが、今回は全
種類だから。
一つ考えられるのは、大雨の影響。
地中深くから、そろそろ羽化しようと地表近くに移動
したとき、大雨にあって、びちょびちょになって弱っ
たところを微生物にやられた。
昆虫は、黴にやられるのが多いから。
全体的な傾向なので、この説は説得力を持つ、と自分
では思っているが、問題は、実際蝉は羽化に備えて地
表近くに移動するのかどうかということ。
まあ後は専門家に任せて、ということで。
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